マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

ハーヴェストクラブ「熱海伊豆山」へ

2020年01月19日 | 

 1月15日(水)から17日(金)までの3日間、ハーヴェストクラブに宿泊してきた。東海道線を利用し、小田原で昼食をとるなどいつもと同じパターンの旅だったが、中日の16日に今までにはない幾つかの珍しい風景に出会い体験もしてきた。
 早朝、ベランダに出てみると水平線がはっきり見えた。そこで日の出の瞬間を撮影しようとホテル内の最適ポイントに移動して待つこと20分、6時50分に漸く陽が昇って来た。何度もここから日の出を撮影したのだが今回は珍しく良い写真が撮れて満足。



 その日の午前中MOA美術館の「琳派をたのしむ」展を観ようと熱海駅まで行くと「本日休館」の表示。急遽予定を変更し、開花にはまだ早いかもしれないが梅祭りが始まっていた「熱海梅園」に向かった。入場料300円だが熱海宿泊者で領収書を持っている人に限り100円と書かれていた。宿泊中だから領収書は貰っていないと言うと「旅館名を教えて頂ければ100円」とのことで100円で入園。細やかことではあったが、気分は良かった。園内は人影は疎らで、長閑な気分でのんびりと散策した。梅は咲いていないかと思ったが1割程度の開花で、特に“八重寒紅(やえかんこう)”の紅が鮮やか。この梅園にはなんと梅科ではない蝋梅が多数植えられていて彩となり、微かに匂ってもいた。(写真:右が八重寒紅で下が冬至梅と蝋梅)


 梅園の帰り「市役所前」で下車し、熱海本町や熱海銀座を散歩した。この辺りは熱海の中心街で、昔はもっと賑やかだったろう。飲食店も老舗も多い。「中島水産市民市場」を覗くと新鮮な魚が実に低廉な値段で販売されるていることに驚いた。沼津港からの入荷品が多く、翌日の17日にもここにきて持ち帰り可能な魚を何点か購入した。
 昼食は暖簾の綺麗な「とっくり」で取った。これはという情報を持たないときは暖簾で判断することがある。結果は当たりだった。妻は“カレイの煮付け”を私は“アジフライ”を注文すると、調理は魚を捌くところから始まった。やや待ったが出された料理は格別に美味しかった。(写真:下がカレイの煮付け。最下段は左はせんりょうで右が糸桜)