6月4日(水)から蓼科に来ている。太平洋側からかなり離れているので大雨は降らないが、時折コヌカアメが降り、太陽は顔を覗かせない曇天続きだ。数日前には関東甲信越方面も梅雨入り。当然予想された天候で、今回は日頃怠っている読書と、「物味湯産手形」を有効活用しての温泉行をメインに考えていた。
昨年、1260円で購入した「物味湯産手形」は指定された信州の温泉のうちから12箇所の温泉を選んで無料入浴出来る、1年間有効な手形。まだ3箇所しか利用していなかった。蓼科方面は既に全部入ってしまっていたので、やや遠くまで足を延ばそうと、5日(木)に軽井沢星野温泉トンボの湯に、6日(金)に上田柏屋別荘に浸かってきた。 星野温泉までは時間にして1時間40分、距離にして片道約70キロだった。入湯料金1300円を見ながら、手形を示す。これで元は充分にとれた、などという元取り主義は顔に出さない。
流石の星野温泉である。内風呂は広々としていて、湯舟は大谷石(?)で組まれている。露天が又開放感溢れる広さ。撮影をしたかったが、平日の午前中にもかかわらず入浴者が多く遠慮した。品格に満ちた日帰り温泉。湯は無色透明。程よい温度の湯には長時間浸ることができそうだ。(写真:トンボの湯HPからの引用) 湯から上がり付近を散策した。付近には清流が流れ、森林浴が楽しめる。「ハルニラテラス」と名付けられた一帯には、高級インテリア雑貨店やカフェテラス、木専門家具店、北欧雑貨店、イタリアンレストランなどが軒を構える。こちらも雨の平日にも関わらず多くの人が訪れていた。
かってここ星野温泉には数多くの文人が逗留した時期もあったが、寂びれていた時もあった。御代田に親戚のあった私は、この温泉の前を何度か通ったことがあった。一転、1970年代には、ゴンドラから花婿・花嫁が降りてきたりする、超派手な結婚式で名をはせたこともあった。そこから抜け出したのは次代あるじの手腕。「ほしのリゾート」と名を変え大飛躍した。経営不振に陥ったリゾート施設や旅館の再生で知られる、全国展開の高級リゾートへとして現在がある。
私的にはこれらの施設の中ではトンボ温泉が好ましい。リゾート街は眺めるだけにして、「つるや軽井沢店」へと回った。
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