今年の中山道行は3人の日程の都合が合わず1年先へ延期となってしまった。 その替わりに、妻とふたり何処かへ旅に出ようとの話になり、希望の地を聞かれ、躊躇いもなく私は「白馬ハイランドホテル」と答えた。このホテルも宿泊日・部屋状況などによって宿泊料金が変化する。この3連休最終日からの宿泊が最安値と知って4日からの2泊3日の旅に出て、今ホテルにいる。
昨日4日の行程は
新宿8:00→(中央線・あずさ5号)→10:37松本11:20→(大糸線)→13:00白馬→(昼食)→(マイクロバス)→ホテル 特急あずさ号に乗車するのは1年振りだった。夜来の雨は既に上がっていて車中から多くの山々が見渡せた。ただ山頂まで見えるのは茅ガ岳くらいで、多くの山の頂上はまだ雲がかかっていた。八ヶ岳・南アルプス・常念岳・白馬三山などは明日になれば全容が見渡せるかなと残念な思いを抱きつつ、車中からカメラを向けた。台風の被害状況が気になったが、乗車した沿線ではその爪痕はあまり見られなかった。(写真:茅ヶ岳)
山岳風景よりも興味をそそられたのが、この春から「あずさ」や「かいじ」に導入された新型車両“E353系”だった。乗車して初めて分かったことが幾つかあったが、乗車前から大きく変わったなと思ったこともあった。「間もなく到着のあずさは全座席指定です」と繰り返し放送された。そう「あずさ」から自由席は姿を消したのだ。そのことを知らない乗客がいることを想定しての繰り返しての放送に聞こえた。
新型車両は揺れは少なくなり乗り心地は快適だった。座席間の幅は広がったように感じられ、全席コンセント付きで枕は可動式。全車自由「Wi-Fi」で、早速、パソコン上でネットを稼働させてみた。(写真:あずさに用いられた新型車両“E353系”) 私が初めて目にする光景もあった。座席の真上にランプが付けられて赤か青か黄のランプが点いていた。例えば、新宿駅で乗車した私達の席上は青の点灯。これは既に座席予約完了を表していた。黄はいずれ乗車する乗客のいることを示し、実際立川に列車が到着すると黄は突然青に変化した。立川からの乗客はその変化をした席に着席した。赤はまだ予約されていないことを意味し、指定券を持たずに乗車した客は赤点灯の席に着席していれば、乗務員がやってきてその席の指定席券を購入するのだった。この場合は赤→青の変化だった。
白馬で遅い昼食を「藤家食堂」でとった。観光土産屋の経営する食堂だが元蕎麦屋さんらしく、お蕎麦が美味しく嬉しくなった。ホテルの露天風呂から見る白馬連峰は雲の中だった。19時半からの夕食は時間前から高齢者の長蛇の列が出来ていた。不思議に感じたが謎は簡単に解けた。昨日からの宿泊は安値が謎を解く鍵だった。初日はかくして過ぎていった。
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