昨日、国会議事堂前の集会に参加してきた。「安倍政権の退陣を要求する6・10国会前大行動」は14時に開会され16時に閉会。途中から雨が降り出し来たが、思っていたほどの激しい降雨とはならなかった。主催は「総がかり行動実行委員会」で、参加者は雨にも拘わらず2万7千人。
ご案内の事実だが、昨年2月17日の衆議院予算委員会において、「学校法人森友学園」に係わる、民進党の福島伸享氏の質問に対して、安部首相は「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれはもう私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと申し上げておきたい。全く関係ないということは申し上げておきたいと思います」との啖呵を切った。
それが発端だった。それ以降、国会ではこの答弁の整合性を示すために、首相とその夫人を庇う為に、官僚などによる多くの文書改ざんが行われ、国会では嘘の答弁が繰り返し行われて来た。多くの国民はその本質をとっくに見抜いている。安部首相の説明に多くの国民は納得していない。セクハラ問題に対する財務大臣の発言も酷かった。政権トップの二人を見てもこの有様であるのに、安部政権はその座に居続けいる。「遅きに失するが一刻も早く退きなさい」を態度で示そうよという集会。私もその意思で参加した。 遥か遠くからの参加者もいた。私などは至近距離参加者だろう。都営三田線を内幸町で都バス「小滝橋」行に乗り換え、2つ目の国会議事堂前で下車。国会図書館前の緩い坂を下って行けば「憲政記念館」。既に、「都高教退職者会」の旗の下、10数名の仲間が集っていた。
集会の様子はスピカ―を通じて聞いた。退陣を要求する野党の挨拶などに続いて、この大会の参加団体の挨拶が続いた。特に被害を受けた当事者の生々しい発言が胸に響いた。 該当団体名は忘れたが、セクハラ被害を受けたマスコミ女性、娘を過労死で亡くした親御さん、幼くして被爆しその後も差別に苦しんだ方。事実は知っていても被害を受けた方々の辛さを直接に聞くことは少ない。良い機会ともなった。
帰路、初めて「国会参観バス駐車所」がある事を知った。広い待ち合わせロビーで温かいココアで暖をとり、トイレの場所も知った。国会動員時での辛い我慢が幾らか軽減できそうだ。
流れ解散で、多くの参加者は地下鉄などへ散っていった。私は同じルートを辿った。都バスで新橋方面へ向かう乗客は僅か6名だった。
体力に自信がなく参加出来ない妻からは、些か動員費が支給された。
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