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あらすじ(「BOOK」データベースより)
町名主の跡取り・麻之助に「真真事」は見抜けるか!祭りのための寄進が今年に限って集まらないのは?(「まったなし」)。消えた子犬が発見された場所と火事の因果関係は?(「子犬と嫁と小火」)。大江戸とは思えぬ見知らぬ景色から帰る方法は?(「運命の出会い」)。幼い子供を悪名高い高利貸しに預けたのは一体なぜ?(「親には向かぬ」)。婚礼用の白無垢に染みを付けてしまったのは誰?(「縁、三つ」)。親友・清十郎の縁談が一向に進まなくなった理由は?(「昔から来た文」)。
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前作シリーズ第四弾「ときぐすり」の読書感想文はこちら。
女房のお寿ずを亡くした悲しみのどん底から立ち直ってきた麻之助の姿にホッ。いつも心の中にお寿ずを思っている愛の深さはひしひしと伝わってきますが。町名主の跡取りとして揉め事や事件を解決していく様は、親友の清十郎はもちろんそれにかかわったすべての人に麻之助の優しさと愛が注がれているように感じました。「子犬と嫁と小火」はつらい終わり方でした。江戸の火事の恐ろしさ、それゆえの罰の厳しさといった時代背景もよくわかりました。色男・清十郎が結婚! めでたいっ! 次は麻之助かな? まだ早いよね!? 今回、お寿ずそっくりのおこ乃ちゃんが出てこなかったなぁ‥