オール・ユー・ニード・イズ・ラブ 東京バンドワゴン＠小路幸也

　　オール・ユー・ニード・イズ・ラブ　東京バンドワゴン＠小路幸也　

あらすじ（「BOOK」データベースより）
古書店を舞台にした青の出演映画が公開になり、相変わらず賑やかな堀田家。中学３年生になった研人はますます音楽に夢中。なんと「高校に行かずにイギリスへ渡る」と宣言！さて堀田家の面々の反応は…？勇気を持って人生に立ち向かう人々を、「ＬＯＶＥだねぇ」の心意気であたたかく包み込む、待望の最新作！老舗古書店“東京バンドワゴン”に舞い込む謎を、大家族の堀田家があふれる人情で解決する人気シリーズ、第９弾！




東京バンドワゴンシリーズ第９弾
第８弾の記事はこちら。
最初にサチによる家族の紹介があります。第９弾となる東京バンドワゴンシリーズ、家族も登場人物も増えて、サチの家族の紹介でまず「そうだそうだ。うん、懐かしい」とまるで親戚のおばさんのような気持ちで、堀田家の輪の中へ入っていきます。

秋冬春夏と４話からなるおなじみのパターン。そして食卓の風景も、家族の会話のみで構成されているおなじみのパターン。この会話、やっぱり大好きです。
秋が諸問題を万事解決する堀田家の本領が発揮されていると思います。
冬は「何？どういうこと？」と頭の中が？？？？？と！（←少なっ）で一杯になったところで、えっ！おぉぉぉ！と心が温まります。
春は勘一が入院しちゃってビックリ！
夏は研人。成長著しい研人。その研人を温かく見守る大家族。とくに父である紺の包容力、言葉はすてきです。
第９弾は（も、かな！？）「ＬＯＶＥ」が強く感じられる心温まるお話でした。
各話の終りはサチの言葉で締めくくられるんだけど、今回私の心にはそのサチの人生訓のような言葉が響きました。やっぱり大好き、東京バンドワゴン
そして私個人が気になるのは男前で仕事もできる藤島さんです。今後どうなるのかな‥