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あらすじ(「BOOK」データベースより)
17歳のおちかは、ある事件を境に、ぴたりと他人に心を閉ざした。ふさぎ込む日々を、叔父夫婦が江戸で営む袋物屋「三島屋」に身を寄せ、黙々と働くことでやり過ごしている。ある日、叔父の伊兵衛はおちかに、これから訪ねてくるという客の応対を任せると告げ、出かけてしまう。客と会ったおちかは、次第にその話に引き込まれていき、いつしか次々に訪れる客のふしぎ話は、おちかの心を溶かし始める。三島屋百物語、ここに開幕。
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17歳のおちかがふしぎな話を持つ客人の話を聞く、という物語。おちかが話を聞くと、その人の心がほどけ、おちか自身の心も少しほどける。なかなか肝の据わった17歳。時代小説であり、怪談要素あり、ファンタジーテイストあり、なんだか摩訶不思議な物語。読んでいくと、恐ろしいのはこの世のものではないもの、ではなく、人間の業の深さではないだろうか、と考えさせられた。続きを読もうと思うけど、これって百物語ってことは、あと95の物語があるのかな。読み切れるだろうか‥
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