アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン@小路幸也
あらすじ(「BOOK」データベースより)
一進一退を続けるボンの容態に、落ち着かない日々を過ごす堀田家。しかしトラブルが起これば、すかさず助太刀参上!進路に悩む研人に、「老人ホーム入居を決めてきた」と宣言するかずみ。そして長年独身を貫いてきた藤島がついにー。それぞれが人生の分かれ道に立った家族、でもつながっているのはやっぱり「LOVE」があるから!人気シリーズ待望の第14弾!
東京バンドワゴンシリーズ第14弾
第13弾の読書感想文はこちら。
まずは登場人物相関図をじーーーーーっくり見て確認し、記憶を呼び覚まします。
本文はまず最初に、他界しているサチによる家族の紹介があります。前回も書いているけど、家族も登場人物も増えて、サチの家族の紹介でまず「そうだそうだ。うん、懐かしい」とまるで親戚のおばさんのような気持ちで、堀田家の輪の中へ入っていきます。それにしてもかんなちゃん鈴花ちゃんが6才って、大きくなったなぁ。(←やっぱり親戚のおばさん。)
秋冬春夏と4話からなるおなじみのパターン。そして朝食の風景も、家族の会話のみで構成されているおなじみのパターン。この会話、大好きです。ただただ会話を「」でつなげて書いているのに、だれが何をしゃべっているかわかるって、ほんとすごい。けど、これだけ大勢になると、よーく読み込まないとだれがだれだかわからなくなるときがありましたよ、今回も‥
秋のお話は登場人物が多くて、これ誰だっけ? なんて思いつつ、すっかり東京バンドワゴンの世界に引き込まれました。堀田家とその周りにいる面々で解決できないことは何もない!
冬のお話は、まずは池沢さん。ずっと女優として生きてきたその覚悟、かっこよかったです。そしてボンさん。悲しい‥ このシリーズで誰かが亡くなるのってほとんどない出来事で、でも人間だから避けて通れないことで、みんながそれぞれ受け止めて踏ん張って、そして生きていくさまがすばらしいな。
春のお話は研人かな。周りのことで悩んで悩んでこじらせて、それでも生きていく覚悟を決める。ファイト! それからサチが紺に言葉を伝える手段がすごくて驚いたわ。
夏のお話はすずみちゃんのことで絶句。そしてかずみちゃんのことでさらに絶句。そしてそして藤島さんのことでギャーーーッとショックを受けました。藤島さんのファンである私、秋のお話でチラッと予感したんだよね‥
みーんな大人になって、ちょっと落ち着いてきた感がある堀田家。それでもなんやかんやあるわね、生きてると。「生と死」を意識させられた第14弾でした。それからどうでもいいことだけど、堀田家の周りにはやたら美男美女が多いのがなんとなく気になったわ。第15弾も楽しみ♪ やっぱり大好き、東京バンドワゴン!
あらすじ(「BOOK」データベースより)
一進一退を続けるボンの容態に、落ち着かない日々を過ごす堀田家。しかしトラブルが起これば、すかさず助太刀参上!進路に悩む研人に、「老人ホーム入居を決めてきた」と宣言するかずみ。そして長年独身を貫いてきた藤島がついにー。それぞれが人生の分かれ道に立った家族、でもつながっているのはやっぱり「LOVE」があるから!人気シリーズ待望の第14弾!
東京バンドワゴンシリーズ第14弾
第13弾の読書感想文はこちら。
まずは登場人物相関図をじーーーーーっくり見て確認し、記憶を呼び覚まします。
本文はまず最初に、他界しているサチによる家族の紹介があります。前回も書いているけど、家族も登場人物も増えて、サチの家族の紹介でまず「そうだそうだ。うん、懐かしい」とまるで親戚のおばさんのような気持ちで、堀田家の輪の中へ入っていきます。それにしてもかんなちゃん鈴花ちゃんが6才って、大きくなったなぁ。(←やっぱり親戚のおばさん。)
秋冬春夏と4話からなるおなじみのパターン。そして朝食の風景も、家族の会話のみで構成されているおなじみのパターン。この会話、大好きです。ただただ会話を「」でつなげて書いているのに、だれが何をしゃべっているかわかるって、ほんとすごい。けど、これだけ大勢になると、よーく読み込まないとだれがだれだかわからなくなるときがありましたよ、今回も‥
秋のお話は登場人物が多くて、これ誰だっけ? なんて思いつつ、すっかり東京バンドワゴンの世界に引き込まれました。堀田家とその周りにいる面々で解決できないことは何もない!
冬のお話は、まずは池沢さん。ずっと女優として生きてきたその覚悟、かっこよかったです。そしてボンさん。悲しい‥ このシリーズで誰かが亡くなるのってほとんどない出来事で、でも人間だから避けて通れないことで、みんながそれぞれ受け止めて踏ん張って、そして生きていくさまがすばらしいな。
春のお話は研人かな。周りのことで悩んで悩んでこじらせて、それでも生きていく覚悟を決める。ファイト! それからサチが紺に言葉を伝える手段がすごくて驚いたわ。
夏のお話はすずみちゃんのことで絶句。そしてかずみちゃんのことでさらに絶句。そしてそして藤島さんのことでギャーーーッとショックを受けました。藤島さんのファンである私、秋のお話でチラッと予感したんだよね‥
みーんな大人になって、ちょっと落ち着いてきた感がある堀田家。それでもなんやかんやあるわね、生きてると。「生と死」を意識させられた第14弾でした。それからどうでもいいことだけど、堀田家の周りにはやたら美男美女が多いのがなんとなく気になったわ。第15弾も楽しみ♪ やっぱり大好き、東京バンドワゴン!