徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第二百八十一「モズ・キジバトの求愛」

2008-11-09 16:55:00 | 生き物
 ここのところ随分と寒くなりましたね…。
晴れ間がないせいか…今日は特に冷えを感じます…。
電気カーペットを出したら、doveちゃんず姉妹、へばりついて動かなくなりました…。
勉強もせずにガ~ガ~寝てます…。
いいのか…高校生…!

  

 散歩道はすっかり秋…。
今…こんな状態…。
時折…はらりはらりと枯葉が散ります…。
川の色もすっかり晩秋バージョン…。

  

 元気なのはこの方…。
モズです…。
あちらこちらで何枚か画像を撮ったのだけれど…みんな小さくてはっきりしないのでこれだけ…。
チャンスがあれば、また撮ってきますね…。

  

 さて…キジバトくん…今…お嫁さん探しの真っ最中…。
中洲で好みの彼女を見つけて、懸命にモーションかけます…。
身体を膨らませ…頭を上げ下げして…背後から優しく囁くキジバトくん…。
彼女もちょっと気になるみたい…。

  

 ふたりの様子を伺うライバル…。
あわよくば…彼女を横取りしようと思っているようで…。
彼女が護岸壁の上の土手に移動するとすぐに近寄って行きましたが、彼女は気に入らなかったのか怒って追っ払おうとしました。
それを見たキジバトくんは猛烈な勢いでライバルを追っ払い、土手の彼女の許へ…。

  

再び…胸を膨らませ…頭を上げ下げしながら…彼女の後をついていきます…。

  

御辞儀でもするかのように何度も頭を上げ下げしながら…優しく優しく囁いて…。

  

どうしようかなぁ…と彼女が中洲に降りた途端…ライバルが飛んできて…キジバトくんはまたライバルを追い払うべく追っかけて行きました…。

 残された彼女…置いて行かないでよとばかり…キジバトくんを追って同じ方向へ…。
その後どうなったかは知らないけれど…上手くいくといいですね~…。
なんとなく…このふたり…雰囲気好さげな感じだったから…。

 冬から春にかけて…また新しい命への営みが始まります…。
毎年繰り返されることだけれど…何もかもが全く同じ繰り返し…というわけではないように思います…。
生き物たちの生涯にも、それぞれに、いろんな物語があるのではないでしょうか…。
人間の目からは単純に見える生き方でも…ひょっとしたら…人間の人生と同じように複雑なのかもしれない…。

この冬はどんなドラマに出会えるかな…。