コロナウイルスの感染拡大でオーケストラの演奏会も2月末から中止・延期が続いて大きな損失を生じている。
しかしながら、各地のプロオーケストラでは生演奏から遠ざかっているファンの皆さまへのサービスとして、「無観客演奏会」や過去の演奏会の無料動画配信に努めている。
4月16日のブログで息子の所属する九州交響楽団(九響)の記録映像の「マーラー交響曲第3番」 第1楽章 (2019年7月27日定期演奏会)をアップしましたが、この度、第5楽章と第6楽章が提供されましたので続編としてアップします。
なお、「交響曲第3番」は6楽章からなる100分を超す大曲で、自然と関わりの深い作品で、構成は次の通りです。
第一部
序奏:牧神(パン)が目覚める
第1楽章:夏が行進してくる(バッカスの行進)
第二部
第2楽章:牧場で花が私に語ること
第3楽章:森の動物たちが私に語ること
第4楽章:夜が私に語ること
第5楽章:天使が私に語ること
第6楽章:愛が私に語ること
“コロナウイルス非常事態宣言”で在宅を余儀なくされている皆さまが息抜きに聴いていただければ幸いです。
音楽芸術は閉塞感が漂っている時こそ、心の栄養として大切な文化であり、無くすと取り戻すのが大変なことです。
一日も早い終息を願っています。
※ユーチューブで「九響 マーラー3番 動画配信」で検索すると出てきます。