コロナワクチン接種券が届いた。
市の広報によると、「4月26日からWEB又はコールセンタ-で接種予約が開始され、5月10日から65歳以上高齢者への接種開始」とある。
医療従事者が終わってから65歳以上高齢者、6月には完了という報道が以前にあったと記憶しているので、もう医療従事者は終わったのかなと思っていたらそうではない。スケジュール自体がどこかに飛んでいる。
4月2現在で、医療従事者で1回目の接種が終わったのは全国で約90万人という。対象者約480万人の凡そ2割程度ということになる。当然、当市も同じ程度だろう。国民全体で接種が終わったのは1パーセントに満たない。
医療現場からは厳しい意見が続出しており、この春の新卒従事者に対して、いまだ接種が行われていない医療機関もあるという。慣れない環境で困難な仕事の職場に政治があまりに貧困だ。
安倍政権から「不都合な真実」を徹底して表に出さない政治になってしまった。河野担当大臣の“やってる感”の演出、確たる根拠が無い楽観論の喧伝はいい加減にして欲しい。
正直なワクチン接種の進捗率の開示こそ緊張感を生み、政府のコロナ対策への協力を得る第一歩ではないか。
この接種券の出番はいつのことやら。
《COVID-19ワクチンを少なくとも1回接種した人の割合》