大学のRugby部時代に先輩達に〝七日休めばただの人〟〝休めば元に戻すのに三倍の時間が必要〟とよく言われたことを思い出した。
競泳女子の池江璃花子選手の努力は凄いことだ。同じような病にある人達に大きな希望を与える偉業だ。
昨年の夏頃、プールでの本格的なトレーニングを開始した時の細くなった姿からは想像も出来なかった。恐らく本人もパリに照準を合わせていたことだろう。
「何が何でもオリンピック開催」を目指す政府、組織委員会に利用されないことを願う。奇跡的とも言える復活と問題だらけのオリンピック開催とは何の関係も無い。
静かに称えることが池江選手への礼儀だ。
一部ラジオでしか報道していないけれど、国際水泳連盟(FINA)が2日、東京五輪テスト大会二つを含む日本開催の3大会について、日本側へ中止の可能性を通告したという。
中止検討の対象は18日開幕の飛び込みワールドカップ、5月1日開幕のアーティスティックスイミング(AS)五輪世界最終予選、5月29日開幕のオープンウォータースイミング五輪世界最終予選(福岡市)だ。
今朝(4/6)のNHKラジオでは水球についても追加で中止決定との情報である。
新型コロナウイルス感染防止の具体策や費用負担、関係者の入国手続きなどの不備を指摘し、「日本政府の対応も不十分」と主張しているという。
既に海外は警戒しているということであり、7月に近づくにつれて追従する国、団体が出てくるのではないか。日本の信用を落とすような混乱を招く前に中止の決断が必要と思う。