9月6日 曇り
洞爺湖自転車旅から戻って馬鈴薯掘りの農作業に出かけた。
トラクターに引かれた回転プラウが畝を起こすと大小さまざまな馬鈴薯が地表に現れる。傷つかないようにプラウの刃の形が設計されていることに関心する。
掘り返されたイモと一緒に地表に散っている枯れた茎を手で取り除く。早出し馬鈴薯の〝手拾い〟ほどでないが、この作業が中腰でなかなかキツイ。農作業は中腰、捻る、重い、単調・・・。忍耐力が付きそうだ。
準備が整ったところで収穫機械が入る。自走式で、前方のベルトコンベアが地表のイモ等を拾い上げ、機械の上部に上がってくる。
この時、車輌の上部のベルトコンベアを挟むように二人が対になって腐った芋と土の塊、枯れ茎を手で除く。
腐ったイモは他のイモをベトベトに濡らしてしまい乾燥に時間がかかるという。四方八方に目を配るので自転車に必要な動体視力のトレーニングには良いかもしれないなどと考えながら作業をしていた。
馬鈴薯は最終的に収穫機械の後部に取り付けられた丈夫な袋に収まる。この袋の取り付けがちょっとしたコツがいる。
「手伝いに来る人が“日替わり”だから説明するのが面倒くさくなった。」と主人。人手が足りないので連続して同じ農家に出掛けるのは難しい実態にあるようだ。かく言う自分も毎回、農家が違う。
袋の馬鈴薯をフロントローダーで吊してトラックに積み込み、畑から納屋に運んで朝8時から17時までの作業が終わった。ふうー。
毎度の事ながら農作業はキツイ!農家の皆さんには感謝しかない。
カボチャを4個も貰った。