楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

1月27日はモーツァルトの生誕日

2024年01月28日 | 日記
「メロンにモーツァルトを聴かせている。生育が良くなるようだ。」
「牛舎にモーツァルトを流していると牛乳の出が良い。」と語る生産者をTVで見たことがあった。

まさかと思ったが明るくて快活で心が浮き立つようなモーツァルトの曲は植物にも響くのかもしれない。
自然界のことはよくわからない。


今日(1月27日)はモーツァルトの生誕日。(1756.1.27-1791.12.5)
35年の生涯のうち、10年間は天才を見抜いていた父とのヨーロッパ修行・演奏の旅だったことは有名な話だ。

沢山の手紙が残されていて大人になってからの神童の苦悩のようなものが記されているという。

住居、衣服、食事、馬車、酒、ギャンブルなどの放蕩を繰り返し、父親からたしなめられても止めずに晩年は相当な貧乏に陥り、その中で母、父の死を迎えている。


およそモーツァルトの曲からそんな印象は受けなかったが、「誰も自分のことを悲しそうで不機嫌だと言う人はいないはずだ。」と手紙に書かれているように、内心とは別に明るく振舞っていたらしい。


〝モーツァルトの根底には悲しみが疾走している〟と評する人がいるようだ。
そう思って聴いてみると大天才も少し身近に感じる。



Mozart Piano Sonata No 8 A minor K 310 Barenboim

20歳の時の父あての手紙には「幸福は想像の中にだけある。」と書かれているという。
ピアノソナタ8番は母を無くして間もない21歳の時の作曲。

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2 コメント

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Unknown (I.SATO)
2024-01-29 15:47:01
shimaさん>35年という短い人生でしたが、12歳でオペラを書いていたというのですから神は人類に時々天才を授けるのかなとも思います。
本心を見せないストレスは相当のものだったでしょう。現代社会然りですが。
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若くしてあの名曲を・・・ (fumiel-shima)
2024-01-29 11:40:34
II.SATOさん、こんにちは。

知っているようで知らないことが多すぎることを痛感しました。
少し異端(?)であってもやはり幼少から『才能あり・・』だったのですね。

あたためてピアノソナタ8番を聴いてみました。
ありがとうございました。
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