7月29日。今回の道東自転車旅も残すところあと二日間。
霧多布岬では朝霧をついて昆布漁船が出漁している。
干場で尋ねると、この辺りのコンブは加工用とのことだ。
霧多布岬は名のごとく霧が海から風のようにやって来る。それが去ると太陽が出て夏の暑さを届けてくれた。
オランダからの二人のおばさん、神奈川からの団塊ライダー、香港の若者4人連れ、多くのサイクリストと愉しい話が出来た。
自転車旅は「“small road”に限る。」というオランダおばさんの言葉に従って海沿いの123号線を厚岸町へ向かったが、生憎の霧で視界不良。しかし、参考になる言葉だ。
14:00にライダーハウスに到着。噂の焼き牡蠣とジンギスカンをバイクライダー3人とで囲んだ。
牡蠣はライダーが漁師から仕入れてきたもので、やはり炭焼は海水の塩分が生き、仕上がりもぷっくりして絶妙だ。
ジンギスカンは宿の“団塊あるじ”の指導で蒸し野菜とうどんを豪快に混ぜて食べた。我が家でも試してみたい。
霧多布半島『アゼチの岬』から。手前は小島とゴメ岩、奥が劍暮帰島。19.7.29 10:00