岐阜市の陸上自衛隊射撃場で隊員3人が撃たれ死傷した事件も最近は報道されなくなった。
忘れ去られそうだが関心を持っている。
内部規則によれば、実弾は射撃位置で渡されるらしく、まだ隊員として配属もされてもいない自衛官候補生に、いとも簡単に実弾を発射された原因がどこにあったのか。
一見小さなことに大きな問題が含まれていることがある。
今回の事件の究明無しに、一方的、強権的な防衛予算の急拡大を進めることに不安がある。
最新の2023.6.27 の読売新聞によれば、
-関係者によると、男は14日午前、射撃場内の「弾薬置き場」で実弾を受け取った後で、所定外の位置で実弾を込めた弾倉を89式小銃に装填(そうてん)。制止しようとした(交代係の)八代3曹を銃撃し、その後、(弾薬係の)菊松1曹に計2発、男性3曹に1発発砲した。-
とある。
しかし、何故?の部分にこの記事も触れていない。
〝統制力〟が問われるわけで、自衛隊側の捜査からは出て来ない〝触れられたくない〟問題が含まれてはいないのだろうか。
一個人の特異な犯罪に矮小化して片付けてはならない事件に思える。