冬の渡り鳥を待っているけれど、まだ来ない。
いつも来る雀をよくよく観察すると喉の辺りと眼の下あたりに黒い毛があって、めんこいものだ。一緒に餌を啄む。
一時、姿を消したことがあった。ウイルス感染説もあったような。。。
生物学者の福岡伸一氏によると、細菌もウイルス感染して病気になるという。ある細菌のDNAを調べていたら不思議な繰り返し配列があることが発見され、後になって免疫システムの一環であることが判明した。今日のゲノム編集技術に繋がったという。きっかけは日本人だった。
タンパク質を合成出来る「生物」と出来ない非生物の「ウイルス」の関係はどちらが先にこの地球に出現したかまだ解き明かされていないが、ウイルスの中にはタンパク質合成に関わる遺伝子を持っているものもあるという。遺伝子は親から子へタテに伝わるが、ウイルスの宿主からヨコ移動したと考えられている。
養老孟司氏によると、ヒトの遺伝子の3割程度がウイルス由来という。新型コロナウイルスが人間に何をもたらしたか、やがて解明される日も来るのだろう。
これだけの犠牲者が出ている。有益な発見、遺伝子レベルの有望な技術の確立に繋がって欲しいものだ。