今年初、もうそんなシーズンで真っ盛りなのだが、クリスマス・コンサートに誘われ、参った。ラヴリーだった。『ヘンゼルとグレーテル』の一場面も二人の人妻歌手によって、可愛らしく演じられた。
さて、わたくしは、GⅠ競走は、各シーズンごと、ある別のシーズンと相互に関連付けられるように造型されていると考えている。今シーズン、2014年秋であれば、全11レースがある別のシーズンの11レースとある秩序で相互に関わり合い、連動したり、同一要素が発射したり・・・、と云うシーズンまるごとの同一性が構築された上、施行されている。これを信じ、永らく戦ってきた。
そして、問題は一体何時のどのシーズンと今季が係わり合うのか。その相手の特定が早ければ早い程、シーズンは楽に戦える。
もうこの秋も残り2つのGⅠを残すのみ。で、この特定作業は未だに続けていたが、今日、部屋の照明、シャンデリアの6基のアームの1個の電球が切れ、LEDを買いに近所に出向いた折、だった。解かったのである。
正直、久しぶりに仰天した。
例えば、今年春の天皇賞と秋の天皇賞とは、ある事柄で同じことが起こった。こう申し上げ、何も浮かばない方は、思い巡らす作業そのものが無駄時間である。
これも端緒として、特定できたあるシーズンとの関係は、こんなの、解からないよ! と解かっても思えるほど、遠いシーズンではないが、発見に根気或いは困難を要するものだった。発走を逆転しなければ、浮かばないような事柄だからだ。
今週の情報で、御登録の皆様方に申し上げる。重要なことは解かって遅過ぎると云うことは無い。
これで今週の 第66回 朝日杯フューチュリティステークス 申し上げた重要な、濃い連動の共通する
〇枠〇番
鉄板となった。必ず発射する。もうこれさえ解かれば、出来るだけ人気薄であることを切望する。大レースを、巨大馬券で、どんと張り込み仕留めれば、来春のダービー辺りまで楽になる。
そして、今週の朝日杯。これはあるそう遠くないGⅠレースの再現なので、ひょっとして
朝日杯は 枠連 〇-〇 !
なのではなかろうか。
そして来週に待つ 第59回 有馬記念 これがある今年の大レースの再現であることが解かっている。
今週の朝日杯。これこそが、大俳優・高倉健さんを追慕する、その為の、そのもののレースなのではなかろうか。
人生に大事なものはたったひとつ。心です。 高倉健
またフルタイム通し、『あ・うん』を観た。【以下、ネタばれございます。】
兎も角、最後がとてもいい。感動するのである。
一筋の慕情を貫き、表にせぬ男。召集され、死地に赴く若い学生が雪の夜訪ねて来て、挨拶し去って行く。友人の娘に「さとこちゃん。行きなさい、追っかけて。今晩帰ってこなくてもいいよ。おじさんが責任を持つ。」そう言って首にマフラーを巻き雪の中へ送り出す。
一夜に一生をかける若い娘に、生涯をしのぶ恋を貫く、抑制と分別とを持った男のこころ。この期に、娘のこころを借り、思いっきり恋情を爆発させるのである。弦(ゆづる)を放たれた矢のように雪の中を駆けて行く娘。
降りしきる雪にも、その総てが融けて行くようなこころと心の通い合いのぬくもり。
「さとこちゃんは、今夜一晩が一生だな。」
若いころは、ロマン派だったわたくし。このような心持、心境を解からず、多分そのままあっさりと観過ごしてしまったのだろう。
若いふたりの熱に浮かされたような主旋律に、抑制の利いた基礎低音が寄り添う。協奏曲である。もうわたくしも、寄り添う側の年頃であり、結婚式への出席が楽しい。
人への祝福が幸せなのである。
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既報の通り、今週に限り、年度残り2週のみの御登録。朝日杯FS 有馬記念 この2週御登録をお受け致します。
この写真はヴィスコンティ。