祇園精舎

気の向くままの徒然日記

大海の一滴

2007年09月07日 | ひとりごと
今日の思ったこと


バイクのジャケットというのを持っていない。。。

なんというか…ユニフォームみたいなモノなので揃えたほうが良いのは感じているがどんなのが良いか?

分らないうえに無頓着である。

そんな中、秋用のパーカーを着てみた。
普段着では未だ暑い。Tシャツ1枚で十分。実際通勤はシャツ1枚だった。

しかし運転には適度だと感じれた。
明らかにピーク時の暑さは過ぎている。秋に向かってるなと感じた。
少し周囲より早い衣替えである。





職場にて
昼前に休憩。

働いている子が声をかけてくる。

「ムカデと蟻が闘ってる」と…

外へ観にいくと3cm足らずのムカデと一匹の蟻が確かに闘ってる。

それはそれで「ふ~ん…」といって見ただけだけどその人は妙に「うわぁ!スゴイ!」と感心してた。

確かに命の攻防が目の前で繰り広げている…考えたら弱肉強食の世界がそこにあったのだからスゴイわな。


そして繁忙時間が過ぎノラリクラリとしてるとその人がいない・・・
休憩してると思ってた。

なかなか帰ってこない・・・

状況がわかる人なので咎める必要はないとその時は思ってた。

しばしして自分を呼ぶ。

「来て!見てみて!スゴイねんよ!」まるで子供のようだ。


職場の裏にオリーブの木があってその木に蟻が無数にたかってウジャウジャしてる。木が半分黒い!!

「うぎゃ~!!なんじゃこりゃ!」と思わず言葉を発する。

「気持ち悪い~」といってその人は土を掘り返すと…悲鳴の嵐!!


蟻の世界が広がる。

それでも言葉と裏腹に色々と観察すると卵やら他の虫やらたくさんでてくる。

二人して笑う、笑う…

他にも蟻の行列があったので辿ってみると・・・

また蟻に染まった木がある!

「すげぇ~!!どんだけいてるんや?!」巣を潰してもキリがない。


なんか童心の時も虫でヤイのヤイのと騒いだっけ。
体が大きくなってしまい、くだらないことや小さなことに感心が無くなったと思ってたのに妙に童心の時と同じ感覚というか気持ちになったよ。

でも考えてみると、職場の小さな敷地に無数でどえらい命と社会があると思ったらこれもスゴイなぁ…と感じれた。

他の敷地をも含めると想像ができない小さな世界があるということ。
人間もアリに例え、人よりも大きな目でみると…人間なんて小さな社会で過ごしているということ。
こんな考えって、手塚治虫氏の世界のように深い話に通ずることかもな


何でもない些細なことで笑えたり深く頷いたり…見方を変えると色んな視点があるんやなぁ…と思えた。

もう一人の人は関心がなく黙々と仕事をしていた。それはそれでいいと思う。



そして片付けが遅くなって帰るのが少し遅れる。


「トロトロせんとサッサと終わらせろよ!」

「何言ってん!変に遊んでるから遅くなったんやろ!」

二人して罵り合いながら作業してた。もう一人は困惑していたかも


でも心はお互い笑ってたんよ