祇園精舎

気の向くままの徒然日記

命日

2011年04月19日 | ひとりごと
帰宅にて車を降りて思った。

「兄貴の車で最初に親を乗せたのが病院から遺体となって家に運んだ時って言ってたっけ…
 考えてみたらヒドイ話やなぁ」

…含み笑いをした。自分も乗せていないから兄弟そろって親不孝者だと感じた。








歩いてるとフッと気付いた。

「あ…今日は確か命日と違ったっけ?」


全然意識していなくて当日に思い出した。月日が経ち記憶が風化してきているんだと感じる。
よく思い出したものだ。


全くもってお墓参りにも行っていない。今から行こうにも日が暮れているから避けた。



帰ってから「今日、命日やったんやな」と母にいう。反応は渋く半ば呆れていた感じ。

墓参りしていないからせめて仏壇の前で手を合わせるようにと諭された


10回忌という。


善くいえば辛いことから立ち直ってるというだろうが、存在が希薄になってきているんだろう


生きている側にも亡くなった側にも孝行していないなぁ…って改めて思う。