フルマラソンの挑戦 4回目になるのだろうか?
経験があるからといって練習もなく走れるとは思っていないからある程度はした。ただ自身で満足ではなかったが・・・・
7:00
・起床。朝食、排便出ずなので心配だったが無理にしたり意識したら途中で危なくなるからそのまま
8:00
・自宅を出た。前回のように道が混んで進まない…とはなく。すんなりと8:30分頃着
10:00
・スタートではあったが20分前にスタート地点に集合。アップして体を温めておくものだが体力に自信なく動かずにスタミナ温存。寒くなく反対に走ると暑く感じるくらいだ。2月にしたは珍しく温暖。天気も快晴に近く風のなく行楽日和。ランニングでは少し気温が高いかと感じた。
スタートして歩くくらいで実にのんびりで遅いくらいで走り始めた。
ペースでキロ7分~6分半くらい。慌てて走らなくても長丁場なので前半はゆっくりとしよう・・って思ってた。
実際、周囲は前へ、前へ、と走る人が多く、みんなテンションが上がってるなぁって感じれた。
1キロ・・・2キロ・・・3キロ・・・とマイペースで走ると調子があがってきて体が動く感覚が出てきた。これならハーフまでいける!と確信をもてた。
そのうち、男子1名、女子4名ほど走りそうなグループ集団が前方にいた。
ペースメーカーにしてついていこう…って決めた。
だいたいキロ6分くらいなので少し遅いかなぁ…って感じるくらい。長いのでこれくらいでいいか…ってこのときは思ってた。
最初の給水をとらず、良くないか…って思いながら過ぎた。
次の給水では給水を摂ったがトイレが近くなってきた。スタート前に済ませておいたのになんでだろう・・・ セイリ現象に苛立ちがあったが構わず走る。
15キロ・・・16キロ・・・と走ってると体が動くようになり、ペースが遅いように感じてきた。
周囲も先行してた人達がチラホラとペースが遅くなってもきてるのも出始めてる。
ペースメーカーにしてる人も徐々にペースを上げてるのがわかった、時計をみるとキロ5分半!
普段のトレーニングと変わらんペースであった。それでも調子よく走れていた。
そんな中、トイレ行きたい・・・とずっと思ってたがいざ給水所となると時間が惜しくてスルーする
折り返しでハーフの距離を越えた時にも調子はよかったが、残り半分・・・と思うと、
ようやく半分で足が多分もたない…と感じてた。
そんな中、下を向いたときに、元気な声で一人ひとりにエールをかけてランナーとタッチしてる人がいた。
あんなことをできる人って並の人じゃないぞ…って思ってたらゲストできてた市河麻由美さんであった。
スッゲーな…って感じた。
大方の人がゼィゼィと言ってるし、下向いてしまった時だったので、アカン姿を見せたらほんまアカン!って思って元気だしてタッチした。
仮装してたので普通と違うからか、先方も少し驚いたようではあったがエールをもらえた。
しかしペースメーカーにしてた人達も幾人かは抜かしたものの、リーダー格の人はペースが衰えず徐々に引き離されてきた。
意識しながら張り合うことはするまい・・・と思い5分半ペースを維持してたが25キロ地点で足に痛みが発してきた。
あと17キロは中途に長いなぁ・・・もうイヤだ、飽きてきた・・・と気落ちしてきた。
ガマンの走りで30キロ地点に到達。残り約12キロ。
普段のトレーニングの距離を走れば終わり。
距離感覚も把握してる。時計をみると2時間55分くらい。
いつも通りで走れば新記録とはいかないがサブ4を狙える!
…と欲が出てきた。
しかし疲労と痛みの蓄積があるから思うように動かなくなってきた。
30キロ超えの壁がでてきた。トレーニング不足が形として現れてきた証でもあるのか
心拍数は問題ないが、足がひたすら痛い・・・しか感じない。
疲れたからじゃなくて、痛いからやめたい。止まりたい。ただそれだけであった。
でも、苦しいのを味わって噛み締めてやろう…っって。苦しいのを臨むって。決めたこと
今が、苦しいとき・・・ ではない。
もっと苦しい時があった。体より痛いことがあった。足は痛いけど辛いことではない。
ここでやめるなら、心にある岳を登ることはとても出来ない。
絶対止まるな!止まらない!
・・・でも痛い・・・痛くない・・・歩きたい・・・止まらない!・・・でも痛い・・・
のひたすら繰り返しであった。
仮装してるから応援もひと際「がんばれ~!」ってよく声をかけてくれて手を振ったり、声をかけてこたえてたが
余裕がなく、笑顔がなくなってきてた。
ペースもだんだん落ちてきてるのが自身でもわかった。
ここでペースをあげるか、維持してたらオモシロイようにごぼう抜きできるのだが、
キロ5分半で走っていたペースが6分・・・6分半・・・7分となってきて完全に失速してる。
しかしおもしろいのが、自分も失速してるが周囲が自分以上に失速してて歩いてる人が多い。
自分が歩かない分、抜かれたりするものの抜く人の方が多かったからよかった。
37キロ地点の残り5キロでまさかの足がつった。棄権しようか…と思うくらいの激痛。
筋力がなくてこのままだと肉離れするかもしれないか…なんて思ったが、残5キロのリタイヤは絶対後悔する。
止めたい…でも止まりたくない…を何度と同じことを繰り返し思った。
痛みの中で楽になろう・・・と逃れたい誘惑にかられ何度も歩こうと思った。
100m進むもも200mも進むもあまりにも長い距離に感じて無理と思った。
心の岳を登るってウソ?
結局戯言。うそつき。ウソツキ。ウソツキ。ウソツキ。。。。
5キロくらい走れ!30分くらいで終わる!耐えろ!
残り4キロ・・・自宅から駅までの距離か・・・軽いけど今は重いなぁ・・・足のつりの峠は幸い越えた。肉離れしそうな感覚は和らいだ
残り3キロ・・・サブ4がなくなった。でもリタイヤだけはしたくない。痛い。痛い。でももっと痛いことを思えばなんともない・・・そういえばトイレ行きたかったのに何も感じなくなってる
残り2キロ・・・なぜか距離ないのに給水所。もういらない。沿道の応援も増えてきた。あと少しで終わると思えば走れる。
残り1キロ・・・沿道で一緒に走ってくれる人がいた。ありがたかった。ゴール前で知らない人達が応援してくれタッチしながらゴールを目指した。確実に走りきろうとしてることを噛み締めながら
ゴールした。
記録 4時間16分32秒
トレーニング不足であったので満足はしてない。できてない。でも走りきれた。なんとか
歩くにも結構ダメージがあるものの耐えることができた。なんとか。
達成感や感動といった感情的なモノはこみ上げてこなかった。燃焼しきっていないからだろう。
でも負に対して向き合い、今は登りたい山を登らずとも見上げることをしたんじゃないか…と感じれた。
経験があるからといって練習もなく走れるとは思っていないからある程度はした。ただ自身で満足ではなかったが・・・・
7:00
・起床。朝食、排便出ずなので心配だったが無理にしたり意識したら途中で危なくなるからそのまま
8:00
・自宅を出た。前回のように道が混んで進まない…とはなく。すんなりと8:30分頃着
10:00
・スタートではあったが20分前にスタート地点に集合。アップして体を温めておくものだが体力に自信なく動かずにスタミナ温存。寒くなく反対に走ると暑く感じるくらいだ。2月にしたは珍しく温暖。天気も快晴に近く風のなく行楽日和。ランニングでは少し気温が高いかと感じた。
スタートして歩くくらいで実にのんびりで遅いくらいで走り始めた。
ペースでキロ7分~6分半くらい。慌てて走らなくても長丁場なので前半はゆっくりとしよう・・って思ってた。
実際、周囲は前へ、前へ、と走る人が多く、みんなテンションが上がってるなぁって感じれた。
1キロ・・・2キロ・・・3キロ・・・とマイペースで走ると調子があがってきて体が動く感覚が出てきた。これならハーフまでいける!と確信をもてた。
そのうち、男子1名、女子4名ほど走りそうなグループ集団が前方にいた。
ペースメーカーにしてついていこう…って決めた。
だいたいキロ6分くらいなので少し遅いかなぁ…って感じるくらい。長いのでこれくらいでいいか…ってこのときは思ってた。
最初の給水をとらず、良くないか…って思いながら過ぎた。
次の給水では給水を摂ったがトイレが近くなってきた。スタート前に済ませておいたのになんでだろう・・・ セイリ現象に苛立ちがあったが構わず走る。
15キロ・・・16キロ・・・と走ってると体が動くようになり、ペースが遅いように感じてきた。
周囲も先行してた人達がチラホラとペースが遅くなってもきてるのも出始めてる。
ペースメーカーにしてる人も徐々にペースを上げてるのがわかった、時計をみるとキロ5分半!
普段のトレーニングと変わらんペースであった。それでも調子よく走れていた。
そんな中、トイレ行きたい・・・とずっと思ってたがいざ給水所となると時間が惜しくてスルーする
折り返しでハーフの距離を越えた時にも調子はよかったが、残り半分・・・と思うと、
ようやく半分で足が多分もたない…と感じてた。
そんな中、下を向いたときに、元気な声で一人ひとりにエールをかけてランナーとタッチしてる人がいた。
あんなことをできる人って並の人じゃないぞ…って思ってたらゲストできてた市河麻由美さんであった。
スッゲーな…って感じた。
大方の人がゼィゼィと言ってるし、下向いてしまった時だったので、アカン姿を見せたらほんまアカン!って思って元気だしてタッチした。
仮装してたので普通と違うからか、先方も少し驚いたようではあったがエールをもらえた。
しかしペースメーカーにしてた人達も幾人かは抜かしたものの、リーダー格の人はペースが衰えず徐々に引き離されてきた。
意識しながら張り合うことはするまい・・・と思い5分半ペースを維持してたが25キロ地点で足に痛みが発してきた。
あと17キロは中途に長いなぁ・・・もうイヤだ、飽きてきた・・・と気落ちしてきた。
ガマンの走りで30キロ地点に到達。残り約12キロ。
普段のトレーニングの距離を走れば終わり。
距離感覚も把握してる。時計をみると2時間55分くらい。
いつも通りで走れば新記録とはいかないがサブ4を狙える!
…と欲が出てきた。
しかし疲労と痛みの蓄積があるから思うように動かなくなってきた。
30キロ超えの壁がでてきた。トレーニング不足が形として現れてきた証でもあるのか
心拍数は問題ないが、足がひたすら痛い・・・しか感じない。
疲れたからじゃなくて、痛いからやめたい。止まりたい。ただそれだけであった。
でも、苦しいのを味わって噛み締めてやろう…っって。苦しいのを臨むって。決めたこと
今が、苦しいとき・・・ ではない。
もっと苦しい時があった。体より痛いことがあった。足は痛いけど辛いことではない。
ここでやめるなら、心にある岳を登ることはとても出来ない。
絶対止まるな!止まらない!
・・・でも痛い・・・痛くない・・・歩きたい・・・止まらない!・・・でも痛い・・・
のひたすら繰り返しであった。
仮装してるから応援もひと際「がんばれ~!」ってよく声をかけてくれて手を振ったり、声をかけてこたえてたが
余裕がなく、笑顔がなくなってきてた。
ペースもだんだん落ちてきてるのが自身でもわかった。
ここでペースをあげるか、維持してたらオモシロイようにごぼう抜きできるのだが、
キロ5分半で走っていたペースが6分・・・6分半・・・7分となってきて完全に失速してる。
しかしおもしろいのが、自分も失速してるが周囲が自分以上に失速してて歩いてる人が多い。
自分が歩かない分、抜かれたりするものの抜く人の方が多かったからよかった。
37キロ地点の残り5キロでまさかの足がつった。棄権しようか…と思うくらいの激痛。
筋力がなくてこのままだと肉離れするかもしれないか…なんて思ったが、残5キロのリタイヤは絶対後悔する。
止めたい…でも止まりたくない…を何度と同じことを繰り返し思った。
痛みの中で楽になろう・・・と逃れたい誘惑にかられ何度も歩こうと思った。
100m進むもも200mも進むもあまりにも長い距離に感じて無理と思った。
心の岳を登るってウソ?
結局戯言。うそつき。ウソツキ。ウソツキ。ウソツキ。。。。
5キロくらい走れ!30分くらいで終わる!耐えろ!
残り4キロ・・・自宅から駅までの距離か・・・軽いけど今は重いなぁ・・・足のつりの峠は幸い越えた。肉離れしそうな感覚は和らいだ
残り3キロ・・・サブ4がなくなった。でもリタイヤだけはしたくない。痛い。痛い。でももっと痛いことを思えばなんともない・・・そういえばトイレ行きたかったのに何も感じなくなってる
残り2キロ・・・なぜか距離ないのに給水所。もういらない。沿道の応援も増えてきた。あと少しで終わると思えば走れる。
残り1キロ・・・沿道で一緒に走ってくれる人がいた。ありがたかった。ゴール前で知らない人達が応援してくれタッチしながらゴールを目指した。確実に走りきろうとしてることを噛み締めながら
ゴールした。
記録 4時間16分32秒
トレーニング不足であったので満足はしてない。できてない。でも走りきれた。なんとか
歩くにも結構ダメージがあるものの耐えることができた。なんとか。
達成感や感動といった感情的なモノはこみ上げてこなかった。燃焼しきっていないからだろう。
でも負に対して向き合い、今は登りたい山を登らずとも見上げることをしたんじゃないか…と感じれた。