祇園精舎

気の向くままの徒然日記

7月26~28日 北ア・劔岳登頂(別山尾根)

2016年07月28日 | 






































































積年の憧れてた山へ

雨の中の入山
朝になると大雨洪水警報が発生し遠くは雷がなってました。


出発時間の5時から小屋で待機…
何をしに来たのか…焦りと不安と運の無さにうちひしがれました。


小雨になり8時出発


青空は見えず、いつ降ってもおかしくない状況で

ハーネスもつける必要なく前剱までいければ恩の字でした



「雨が降ったら撤収します」ガイドの言葉


小屋に待機してるよりは…を考えての行動です。

登ることも姿を見ることもなく終わると思えば救われます。



「また次の機会に登ればいい」…って誰かが言います。


…でも次の機会はいつなんだ?

みんな同じ想いでした。



でも雨は降りません!

進むたびに雨雲をチェックです。

午後になるにつれ雨の確率が高くなるので
ガイドさんも緊迫します。



休憩も写真も撮る時間を惜しみ進みました。

「ハーネスを急いでつけて!」

危険箇所はロープで結ばれ一蓮托生。

一生懸命進み、見事に登頂!



憧れの山頂は言葉にならず、感激!



出来ない、出来なかったことを成せました。


この日、登頂できた人はわずかだったので奇跡でした…



厳しい道で、独りだと技術的に無理だ
次に登るにも恐ろしいです。


でも、自分の意志で進み、助けてもらいながらでも登れたのは嬉しかった。


感謝してます。

ありがとう! と 自分よくやった!