祇園精舎

気の向くままの徒然日記

7月29日 室堂~黒部ダム放水~扇沢~種ヶ池山荘

2016年07月29日 | 






































7月29日 北ア・鹿島槍ヶ岳へ(室堂~扇沢~種ヶ池山荘)

午前中は天気で、以降は下る予報。

関東上越は梅雨明けがはっきりせず、天候は不安定で日に日に変化する。

怪しい天候である。進むべきだろうか?

正直、目的も達したので帰ることも浮かんだ。



でも、人生で自由に使える時間をどう使うか?…を考えると
ここで帰還するにはまだ惜しいと思ったので
次の目的地へ進むことにした。



室堂を8時過ぎに出発。


扇沢駅まで途中に黒部ダムに立ち寄る。

ダムの放水が行われて、テンションがあがる!
しかも、天気が最高に良い!

観光客の一部と混じり、写真を撮る…が
登山客以外のほとんどは外国人…
大方、中国人だったから凄まじさを感じた




扇沢駅から登山口を目指し、柏原新道経由で種ヶ池山荘を目指す。この時11時30分

道は舗装されて登りやすいが、途中の2、3箇所は危険箇所があるので油断すると危ない…

劔岳と立山縦走の疲れがあり、足は重たかった…
天候も黒部ダムの時と変化し、曇りであった

延々と4時間は登りであった

その中でも、定年をこえた人が多く見受けられた
特に女性。
この人達の年代ってどうなっているだろう?
健全で仲間が出来て登れてたら、それも素敵だな

種ヶ池山荘には15時半着。

次の山小屋は山を一つ越えて約2時間後…

疲れた。今日はここまで…と腰をおろす。


知らない場所に来ると開放的になるのか
人と話のが苦にならず、
席に座ってた老夫婦と乾杯する


親と変わらない年齢で
表銀座コースで槍ヶ岳に登ったというから凄い!


明日の雲行きにどうなるかわからないのを
楽しもうとしてる自分がいました。




7月28日 立山縦走 剣山荘~室堂

2016年07月29日 | 






























7月28日 北ア・立山縦走(別山~立山~室堂)

前日の食事と乾杯の席
劔岳の登頂が終わり、自然と次はどこに登りたいという話になった。

自分はこのまま室堂から鹿島槍ヶ岳を目指す予定を言うと
メンバーは驚きと羨ましがられながらも

「立山に来たなら縦走しないと勿体ない!」

「また来るなら面倒だし損するよ!」

「回れるなら行きなよ!素晴らしいから!」

立山縦走をすすめる。


立山縦走は確かに思案していたが…
皆と室堂で解散後に歩くとなると鹿島槍ヶ岳へ行く日数がなくなる…

途中で抜けて別山から立山縦走して室堂にいけばいいじゃないか!…という。

理想だけど途中で抜けていいの?…と思ったが

ガイドの方も「折角来てるのだからいいよ。楽しんでいくべきだよ」という。

みんなの言葉がありがたかった…



同じ登頂したMさんも縦走したい!というので同伴行動となり
皆は時間の都合があるので、最短ルートで下山する。


剱御前小舎という山小屋で皆と別れ
Mさんと立山縦走


室堂まで昼過ぎに着く予定であった。



しかし、劔岳登山の疲れは思った以上に蓄積されて二人とも足取りが重くて遅かった。



それに天気予報では晴れなのだが、ガスで視界が悪く、皆がすすめてくれた景色も多くは望めなかった。


別山では登った劔岳を眺めて感慨に浸り…

真砂岳では登りに苦労し…

富士ノ折立では童心の想いで山頂を目指し…

大汝山の休憩所では、
映画「春を背負って」の舞台の菫小屋がある…って話を聞き、二人でテンションがあがり…

雄山では雄山神社があり…

室堂に着いたのは結局、夕方前




足が棒になり、お腹も空いた状態だけどガンバって一緒に歩きました。



景色はのぞめなくても お互いに

「歩いて良かった!楽しかった!ありがとう!」

…って言えたのだから素晴らしい山行だった



お世話になりました。ありがとう!