祇園精舎

気の向くままの徒然日記

7月28日 立山縦走 剣山荘~室堂

2016年07月29日 | 






























7月28日 北ア・立山縦走(別山~立山~室堂)

前日の食事と乾杯の席
劔岳の登頂が終わり、自然と次はどこに登りたいという話になった。

自分はこのまま室堂から鹿島槍ヶ岳を目指す予定を言うと
メンバーは驚きと羨ましがられながらも

「立山に来たなら縦走しないと勿体ない!」

「また来るなら面倒だし損するよ!」

「回れるなら行きなよ!素晴らしいから!」

立山縦走をすすめる。


立山縦走は確かに思案していたが…
皆と室堂で解散後に歩くとなると鹿島槍ヶ岳へ行く日数がなくなる…

途中で抜けて別山から立山縦走して室堂にいけばいいじゃないか!…という。

理想だけど途中で抜けていいの?…と思ったが

ガイドの方も「折角来てるのだからいいよ。楽しんでいくべきだよ」という。

みんなの言葉がありがたかった…



同じ登頂したMさんも縦走したい!というので同伴行動となり
皆は時間の都合があるので、最短ルートで下山する。


剱御前小舎という山小屋で皆と別れ
Mさんと立山縦走


室堂まで昼過ぎに着く予定であった。



しかし、劔岳登山の疲れは思った以上に蓄積されて二人とも足取りが重くて遅かった。



それに天気予報では晴れなのだが、ガスで視界が悪く、皆がすすめてくれた景色も多くは望めなかった。


別山では登った劔岳を眺めて感慨に浸り…

真砂岳では登りに苦労し…

富士ノ折立では童心の想いで山頂を目指し…

大汝山の休憩所では、
映画「春を背負って」の舞台の菫小屋がある…って話を聞き、二人でテンションがあがり…

雄山では雄山神社があり…

室堂に着いたのは結局、夕方前




足が棒になり、お腹も空いた状態だけどガンバって一緒に歩きました。



景色はのぞめなくても お互いに

「歩いて良かった!楽しかった!ありがとう!」

…って言えたのだから素晴らしい山行だった



お世話になりました。ありがとう!












7月26~28日 北ア・劔岳登頂(別山尾根)

2016年07月28日 | 






































































積年の憧れてた山へ

雨の中の入山
朝になると大雨洪水警報が発生し遠くは雷がなってました。


出発時間の5時から小屋で待機…
何をしに来たのか…焦りと不安と運の無さにうちひしがれました。


小雨になり8時出発


青空は見えず、いつ降ってもおかしくない状況で

ハーネスもつける必要なく前剱までいければ恩の字でした



「雨が降ったら撤収します」ガイドの言葉


小屋に待機してるよりは…を考えての行動です。

登ることも姿を見ることもなく終わると思えば救われます。



「また次の機会に登ればいい」…って誰かが言います。


…でも次の機会はいつなんだ?

みんな同じ想いでした。



でも雨は降りません!

進むたびに雨雲をチェックです。

午後になるにつれ雨の確率が高くなるので
ガイドさんも緊迫します。



休憩も写真も撮る時間を惜しみ進みました。

「ハーネスを急いでつけて!」

危険箇所はロープで結ばれ一蓮托生。

一生懸命進み、見事に登頂!



憧れの山頂は言葉にならず、感激!



出来ない、出来なかったことを成せました。


この日、登頂できた人はわずかだったので奇跡でした…



厳しい道で、独りだと技術的に無理だ
次に登るにも恐ろしいです。


でも、自分の意志で進み、助けてもらいながらでも登れたのは嬉しかった。


感謝してます。

ありがとう! と 自分よくやった!