motoの徒然なるままに…

日々是好日日記

夕餉

2009年01月11日 | 日々徒然
久しぶりに家族4人揃いました。生協で巻き寿司と餃子とイカメンチを買い実家からいただいたおかずも食べてます。それしても冷え込んでます。いくら暖房かけても寒いっす。
大河ドラマ「天知人」の第2話「泣き虫与六」も見ることができました。次回は「殿の初恋」です。
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手作りの朝

2009年01月11日 | 日々徒然
シャワー浴びて台所に立ちました。冷蔵庫を開けて冷凍庫からご飯を出して解凍しました。フライパンで玉子とベーコンとジャガイモを炒めました。野菜にキャベツをザクザクと切ってバリバリ食べてます。塩辛とジャガイモの相性はいいですね。
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村上春樹「ノルウェイの森」

2009年01月11日 | 日々徒然
昨年末から読んでました。20年以上前に購入してましたが、初めて読みました。上巻が赤で下巻が緑なので、クリスマス前に手に取り読みたくなりました。帯に著者が「激しくて、物静かで、哀しい100パーセントの恋愛小説です」というコピーが気になっていたのもあったのでしょう。小説はワナタベ君37歳になってドイツ行きの飛行機の中で偶然聞いたBGMでビートルズの「ノルウェイの森」が18年前にフラッシュバックさせることから始まります。友人のキズキの自らの死とその彼女の直子への思い、サナトリウムの直子の姉貴役のレイコさん、そして我が儘ですがワタナベ君に一途な大学生の緑…。これらの若者たちの心の歪みを村上春樹が好きなビートルズの曲目やクラシックに絡ませて描いております。さすが自身がピアニストでジャズ喫茶も経営していただけありまして造詣が深いです。小生もどうしてもビートルズの「ノルウェイの森」が聞きたくなりCDアルバム「ラバーソウル」を買って聞きながら読んでました。

「死は生の対極にあるのではなく、我々の生のうちに潜んでいるのだ」
たしかにそれは真実であった。我々は生きることによって同時に死を育んでいるのだ。しかしそれは我々が学ばねばならない真理の一部でしかなかった。直子の死が僕に教えたのはこういうことだった。どのような真理をもってしても愛するものを亡くした哀しみを癒すことはできないのだ。どのような真理も、どのような誠実さも、どのような強さも、どのような優しさも、その哀しみを癒すことはできないのだ。我々はその哀しみを哀しみ抜いて、そこから学びとることしかできないし、そしてその学びとった何かも、次にやってくる予期せぬ哀しみに対しては何の役にも立たないのだ。(第十一章)

この作品は村上春樹の個人的作品だと位置付けております。映画化の話もあるようです。また楽しみです。

小生も今年8月で49歳になります。「僕は今どこにいるのだ?」という小説の最後の問いかけに答えを出せないでいる自分もワタナベ君になってました。
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