戦後の青森が生んだ写真界の「ミレー」というキャッチフレーズです。小生も懐かしい昭和30年代の写真がたくさんありました。雲と太陽の光線が印象的であり、モノクロなのに天然に感じました。小生は漁村・小泊村で生まれたので原点回帰になりました。青森の風土を知る貴重な財産です。39歳にして亡くなった青森市出身の小島一郎氏の写真の中に自分を置いてみてください。青森県立美術館で3月 8日まで開催してます。
日経流通新聞で今日から「好況よし、不況またよし」という松下幸之助語録にならい景気悪化の逆風下で業績を伸ばす企業の特集を随時掲載してます。まずトップは百年に一度の経済危機下でも発熱保温肌着「ヒーテック」、ブラジャーとキャミソールを一体にした「ブラトップ」などヒット商品を飛ばすファーストリテイリングの「ユニクロ」の強さの秘訣を書いております。ききっかけは金融危機など個人消費が冷え込んだ1998年にSPA(製造小売業)を磨いた技にあるようです。その後フリースが2001年にヒットしたものの業績低迷。2005年9月から柳井正会長が社長に復帰して陣頭指揮、銀座店を開業させて流れを変えました。そして白井恵美執行役員が自負する徹底した商品開発で生まれた下着類がホームランにつながりました。女性を百貨店からユニクロへシフトさせたファストリ社は絶えまざる「カイゼン」が支えております。
ロシアにも進出してギャップを撃ち落とす勢いのユニクロ世界戦略に注目しております。「店は客のためにある」柳井正社長の座右の迷です。
ロシアにも進出してギャップを撃ち落とす勢いのユニクロ世界戦略に注目しております。「店は客のためにある」柳井正社長の座右の迷です。
朝から「婚礼の心」「葬祭の心」を読んでます。昭和52年初版。北九州を中心に沖縄まで幅広く事業活動しているサンレーという大手互助会の社長だった佐久間進氏が書いた本です。佐久間氏は昭和48年、昭和49年と全日本冠婚葬祭互助協会の会長も務めて、小生も学んだYMCA国際ホテル専門学校のOBであります。
「互助会は人間らしさを回復するためのシステム」だと使命感を持ちながら「生きがい」創造に取り組む佐久間氏の理念に気持ちを新たにしております。人間は集団をなしてはじめて生きられる動物だからこそコミュニティーが必要であると述べて、冠婚葬祭は人と人を結びつけるためのツールであるという小生の理念と通じるものがあり、この本を読みながら、改めてレーゾンデタータル(存在意義)を再確認しております。これからは「心の時代」です。「人間性の回復」を根本に据えた事業が支持されるものと思います。
「一隅を照らす、此れ即ち国宝なり」
伝教大師(延暦寺開祖)
「互助会は人間らしさを回復するためのシステム」だと使命感を持ちながら「生きがい」創造に取り組む佐久間氏の理念に気持ちを新たにしております。人間は集団をなしてはじめて生きられる動物だからこそコミュニティーが必要であると述べて、冠婚葬祭は人と人を結びつけるためのツールであるという小生の理念と通じるものがあり、この本を読みながら、改めてレーゾンデタータル(存在意義)を再確認しております。これからは「心の時代」です。「人間性の回復」を根本に据えた事業が支持されるものと思います。
「一隅を照らす、此れ即ち国宝なり」
伝教大師(延暦寺開祖)