5月5日の「子どもの日」に対応する「おとなの日」を制定しようと、30代から60代の大人約200人が都内でデモ活動を行なった。
この日集まったのは「おとなの日を制定する大人の会」(大人の会)のメンバー約200人。この団体は以前から「子どもの日があるのにおとなの日がないのは不平等だ」と、大人のための祝日を制定するよう働きかけてきた。
「大人の会」の代表によると、会では児童・学生の週休二日制を批判。今日の学力低下、学校崩壊はすべて週休二日制に端を発していると語った。さらに「子どもの労働時間と大人の労働時間の不均衡を是正すべき」(関係者談)と、大人の労働時間短縮と、子どもの早期・長時間労働を主張した。
大人の会では、このような大人の労働をねぎらう象徴的な日として、「おとなの日」の制定を求めているが、大人の中でも「勤労感謝の日があるではないか」という意見もある。また、デモを眺めていた小学生の中からは「大人気ない」という失笑も漏れていた。
写真=鎧兜を着て「おとなの日」を訴えるデモ行進
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