motoの徒然なるままに…

日々是好日日記

「河庄寿司」の夜

2015年07月05日 | 日々徒然

さらば読者よ
いのちあらばまた他日
元気でいこう
絶望するな
では失敬
(太宰治「津軽」)

闇があるから光がある。泣いて、感動して、7月も過ぎてゆく…今夜は河庄寿司。ごちそうさま!
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「誰も知らない」

2015年07月05日 | 日々徒然


2004年公開。家族や社会問題を深く抉る是枝裕和監督作品。

弟57回カンヌ国際映画祭 最優秀男優賞受賞 設楽優弥君のデビュー作品。実際、設楽君はスゴい演技でした。

「生きているのは、おとなだけですか?」

1988年に発生した「西巣鴨子供4人置き去り事件」が監督に15年前に台本を書かせました。学校にも通わせず、出生届けも出されず社会的には存在しない父親の違う4人兄弟が母親に捨てられて都内2DKアパートで暮らしてゆく。末の妹ゆきの死亡でこの映画は終わります。不思議に悲惨さを感じさせなかったのは母親役YOUさんの明るさと音楽を担当したゴンチチの優しいギターの音色だと思います。
こんなことがきっと今の日本のどこかで繰り返されているに違いないと思います。ネグレクトチルドレンが漂流しているのです。親だけの責任でしょうか。私も社会の歪みだと思います。この作品は親、教員、民生員…多くの人に見てもらい議論してほしいと願います。

兄弟たちが好きなアポロチョコとカップラーメンの映像が焼き付いてしまいました。

当初監督が書き上げた脚本が「素晴らしい日曜日」だったそうです。夢物語に終わらせずに社会化させようと思ったからです。

この「誰も知らない」はフィクションでありつつもレアケースではありません。

「愛の反対語は無関心」
マザーテレサの言葉が作品モチーフではないでしょうか…。

 

ストーリー

とある2DKのアパートに、スーツケースを抱えた母親のけい子と息子の明が引越ししてくる。アパートの大家には「主人が長期出張中の母子2人であ る」旨挨拶するが、実はけい子には明以外の子供が3人おり、スーツケースの中には次男の茂、次女のゆきが入っていた。長女の京子も人目をはばかり、こっそ り家にたどり着く。

子供4人の母子家庭との事実を告白すれば家を追い出されかねないと、嘘を付くのはけい子なりの苦肉の策であり、彼女は大家にも周辺住民にも事が明らかにならないよう、明以外は外出を禁ずるなど、子供たちに厳しく注意する。

子供たちはそれぞれ父親が違い、出生届は出されておらず、大家には小学校6年生と紹介した明も学校に通ったことさえない。

転入当初は、日中けい子が百貨店で働く間に明が弟妹の世話をする日々が続くが、新たに恋人ができたけい子は家に不在がちになり、やがて生活費を現金書留で送るだけとなり、けい子は帰宅しなくなる。そこから兄弟だけの、誰も知らない生活が始まる。

母が姿を消して数か月。渡された生活費も底をつき、料金滞納から電気・ガス・水道も止められ、子供たちだけの生活に限界が近づき始める。

そんな中、4人は遊びに行った公園で不登校の中学生・紗希と知り合い、打ち解ける。兄弟の凄惨な暮らしを目の当たりにした紗希は協力を申し出て現金を明に手渡そうとする。しかし、それが援助交際で手に入れた金と知る明は現金を受け取れない。

いよいよ食料は底を突き、明は知り合いのコンビニ店員から賞味期限切れの弁当をもらい、公園から水を汲んでくるなどして、兄弟たちは一日一日を必死に生きのびることになる。

ある日、言うことを聞かない妹弟たちに鬱憤が爆発した明は衝動的に家を飛び出す。

飛び出した先で、ひょんなことから少年野球チームの助っ人を頼まれ、日常を忘れて野球を楽しむが、家に戻った明が目にしたのは、ベランダから落下しそのまま目を覚まさなくなったゆきと、それを見つめながら呆然と座り込んでいる京子と茂の姿だった。

病院に連れて行く金も薬を買う金もなく、明は薬を万引きするが、その甲斐なく翌日ゆきは息絶える。

明と紗希は、ゆきの亡骸と彼女の好きだったものが入ったスーツケースを、生前ゆきが憧れた飛行機がよく見える河川敷に埋め、弔う。

後日、いつも通りコンビニ店員から売れ残りの惣菜をもらう兄弟と、彼等に寄り添う紗希の姿があった。彼らはいつもと変わりなく、いつものように自分達のアパートへ帰っていく。

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旬花「かに飯折」の朝

2015年07月05日 | 日々徒然


サンデープロジェクトこれからアクション!まずはガソリン満タンにしました。家に帰り函館駅弁弟2弾で自分のお腹を満タンにしました(^O^)

朝から元気モリモリ!

ごちそうさま!

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「信頼関係」

2015年07月05日 | 日々徒然

猫の額ほどの中庭に咲いたアジサイに目を洗われます。

紫陽花の
藍の極みの
狭庭かな
(南部静季氏)

「おだててはいけない。いつわってもいけない。しかし、人間は期待に応えて生きるということを忘れないで、信頼することによって、信じ合う心をお互いにつくってゆくことがたいせつなのだ」(渡辺和子先生「美しい人に」)

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「葬儀の星☆」

2015年07月05日 | 日々徒然


天気快晴サンデー!

お日様に感謝しております(^O^)

人に感動を与えられるようになってこそ仕事だと思っております。

人は生きたように死にます。お葬式とはその人の生き方を感じることではないでしょうか。

泥多ければ仏大いなり。

今日1日を人生最高の1日とします。

やりたいことほど、つかれないから…。

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