「クレージーな人たちがいる。反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。四角い穴に丸い杭を打ち込むように、物事をまるで違う目で見る人たち。彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定しない。彼らの言葉に心を打たれる人がいる。反対する人も、称賛する人もけなす人もいる。しかし、彼らを無視することは誰にもできない。なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。彼らは人間を前進させた。彼らはクレージーと言われるが、私たちは天才だと思う。自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから」(1997年、apple“Think Different”キャンペーンより)🍎
「渋谷ヒカリエ」11階にある「東急シアターオーブ」に来ました🏢
2010年、2013年、そして2016年。連日劇場を感動の渦に巻き込んだミュージカル『ドリームガールズ』が、熱いラブコールに応え2020年1月、再び日本に上陸しました🤗
1962年ニューヨーク。シカゴ出身のエフィー、ローレル、ディーナはボーカルトリオ「ドリーメッツ」を結成し、歌で成功しようと毎夜オーディションなどに出場していた。そんな彼女たちを、カーティスという男が目を付けた。やがて、抜群の人気を誇るスター、ジミー・アーリーのバックコーラスを務めることに。そんな3人はカーティスをプロデューサーに、デビューを飾る。次々にヒット曲を放ち、トップスターの仲間入りを果たすが…
映画『キャッツ』に、初めていいニュースが訪れた。先週末公開になった日本で、全国映画動員ランキングが堂々の1位に輝いたのだ。過去にミュージカル映画をことごとく当ててきた日本は、今作もまた両手を広げて歓迎したようである。
だが、残念なことに全体を見ると、日本の貢献も焼け石に水にすぎない。現在までの世界興行収入は、わずか6600万ドル。製作費は1億ドル弱、世界規模のマーケティングにほぼ同額がかかっており、製作配給のユニバーサルは、およそ1億ドル(約110億円)の赤字をかぶると見られているのだ。
令和2年(2020)は、我が国最古の正史『日本書紀』が編纂へんさんされた養老4年(720)から1300年という記念すべき年です。その冒頭に記された国譲くにゆずり神話によると、出雲大社に鎮座ちんざするオオクニヌシは「幽ゆう」、すなわち人間の能力を超えた世界、いわば神々や祭祀の世界を司るとされています。一方で、天皇は大和の地において「顕けん」、すなわち目に見える現実世界、政治の世界を司るとされています。つまり、古代において出雲と大和はそれぞれ「幽」と「顕」を象徴する場所として、重要な役割を担っていたのです。
令和2年は、日本が国内外から大いに注目される時でもあります。「幽」と「顕」を象徴する地、島根県と奈良県が東京国立博物館と共同で展覧会を開催し、出雲と大和の名品を一堂に集めて、古代日本の成立やその特質に迫ります。
The year 2020 will mark 1,300 years since Japan's oldest official history was compiled, The Chronicles of Japan (Nihon Shoki). The history contains two narratives: one of sacred lzumo inhabited by the gods of Shinto and ruled over by Ōkuninushi; and one of mortal Yamato, a place of human governance ruled over by the emperor. In partnership with their present-day counterparts, Shimane Prefecture (Izumo) and Nara Prefecture (Yamato), this special exhibition brings together rare and remarkable artifacts to explore these two foundational pillars of ancient Japan: the seat of sacred power in Izumo and the seat of political power in Yamato.