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生きる

思い出を抱えて生きる

乳歯から永久歯へ(犬)

2010-03-05 12:04:46 | Weblog
激しくいろんなものを齧りだした。
木のものを噛みたがる。木ってトゲトゲがあるから胃に刺さらないか心配になる。
おかまいなしにあっちでガシガシこっちでガシガシ
数日前ハミガキをしていたら手に血がついたため もしかしたら?と思ったところ歯がない。
前歯の上から抜けるようだ。
「今度は飲み込まないで見せてね?」
わかるわけがないだろうが そんなことを言っていた次の日
ついに米粒より小さなギザギザの歯をひろった。
ちょっと感動した。
合計3本抜ける。



*ミツバチのぬいぐるみのツノの部分 2センチほどの円い黒い布でぼんぼりがついていました。それが片方なくなっていた。ひやっとしてあわてて探すと 側らの『くう』の口がもぐもぐ動いている。そうっと口を開けると ごっくんしてしまった。
それから逆さにしたり咽喉に手をつっこんだりしたがとりだせない。
病院に行くことを考えたが 時刻は深夜
これはウンチとださなければと バナナ(どうしてバナナなのか自分のとった行動が後から笑えた)それに水。突然のサービスに『くう』はうれしそう。運動もさせて腸の動きをよくしたかったが もう満足気で欠伸をして眠たそう。
翌日 午後3時 ウンチの時間が待ち遠しかった。
「ウンチと一緒に布がでますように むにゃむにゃ・・」
仏様にも祈った。
立派なウンチに黒い布の姿を発見した時
「偉い!」
ご褒美のエサ一粒
ウンチの臭いを嗅いでフンってな感じに顔をそらしたが
エサには尻尾を振って 一緒に小躍り
やれやれでした。

犬用のぬいぐるみでも目をはなせない。



泣いて!笑って!笑う・笑う

2010-03-05 11:11:19 | Weblog
数人の集まりで取引先の社長さんと世間話をしていたら
ぴたっと空気が止まった。
最近 言葉が話せない犬と接しているせいか いろんな嗅覚が敏感になっています。
案の定
こんなことを言っていいのかどうか・・と口ごもった。
あぁ~あまりいい話じゃないなって息をはいて身構えた。

昨年6月に退職した うちの営業の女性が主人の会社(梱包材を扱っているが同業みたいなもの)に就職したという話だった。
彼女とは会社を設立した当初から22年のつきあい
お互いプライベートも仕事も全て熟知していた間柄です。
「まさか」と笑って否定すると
「いや そのまさかだよ!」
「・・・」
「あんまりだろ!言葉がないよな」
目まぐるしくいろんなことを考えたが場の雰囲気はこわせない。
何事もなかったようにふるまって その話もお終い。
たくさん笑った。たぶん無理に・・
帰宅してから不覚にも涙が流れた。
今まで しまっていた心の傷があふれだし
思い出したくないことが嫌でもひきずりだされる。
悲しみでパンパンにふくれあがった。 
まだ 赤ん坊の『くう』が普段は噛むくせにペロペロなめ続ける。

眠れぬ夜を過ごした朝の顔は最悪だった。


「しゃぁないな!」短い人生 笑って過ごしたい。