婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

地震

2011-03-12 11:40:23 | Weblog
ねずみが大群で逃げているような音がした。
ザーザーに混じってなんだかタッタッタッタっ
まさか・・・なんだかわからず しばし 考えていた。
どんどん揺れだして地震だった。
たまたま家に忘れ物を取りに帰宅した直後
先ず犬の様子を見ると 四本足で踏ん張ってかたまっている。
サークルの中の方が安全だろうと そのままにして
えーー何をしたかというと一番大事な色絵磁器を壁からはずしたり作品を避難をさせて
なけなしのお金で買ったテレビが倒れないようにたおれそうになりながら支えていました。
この姿間違ってもみられたくないなって舌をだしながらです。
すぐに会社にひきかえしたが 会社は何事もなかった。
この地震では、電話も不通になるだろうと思って(30分後はつながらなくなった)
脳裏は、犬とテレビ
会社は3時半でおしまいにしました。
案の定 電話は、夜までつながりませんでした。
郷里(青森)は、すんなりつながりました。
「いったい何が起きたんだ?こっちは停電だ!」
父たちは、社交ダンスでジャイブを踊っていたらしく あまり地震がピンとこなかったようだ。
「かなり強い地震だったのよ」
テレビもラジオもなくて情報がわからなかったようだった。
「そうか!それじゃな電話をきるぞ!」
「地震のしたくをする。お前も飲み水を確保して準備をしなさい」
数時間後 電話をすると
父たちは、電池とラジオを購入
ファンヒーターがつかえないため急遽カートリッジタイプのストーブを使用することにして灯油を買いに行った。
しかし、電気が止まっているので買えなかったのだそうです。
そして水道は、止まっていないのだが 
さっそくラジオでアメリカ(三沢基地)の放送で水道水を20分ほど沸かしてから飲むようにと聞いたらしく困惑しているようでした。
停電は、いまもって続いている。

電車が終日止まるのと 道が車であふれかえったのは想定外でしたので
今後は、常にそんなことを念頭において行動しなければいけないかなって思った。
帰宅が困難なら無理はしないが 留守番の犬が心配になります。


一晩明けたら 各地の被災状況がどんどんあきらかになって茫然としている今です。

なんだか言葉がない。



           木製パレット屋のつぶやき