災害に関してあまり恐怖心ってもったことがなかったが・・
昨晩は、違った。
人は、いろんなものを見聞きすると だんだん想像をふくらませるのかもしれない。
ようしゃなく窓に叩きつける風の唸り声と 時折の建物全体の揺れに
犬は「わんわん」
人は「きゃぁー」
「わんわん」「きゃぁーきゃぁー」とはでに騒いでいました。
家中の扉が風にあわせて合唱しているため だんだん窓ガラスが意味もなく割れるような気がしてきた。
こわいこわい!どうしよう
平静さをよそおって実家に電話をすると 父と母は、長靴を用意して万全の準備が整っているらしい。
「そっちには、朝だと思うのだけれど?」
しかし なんだか 進む方向が見えたような気がして早々と電話を切って 自分と犬の避難の準備をはじめました。
犬は、リードと洋服 靴下、オシッコパット、雨合羽、エサ
私は、懐中電灯、洋服、長靴、ラジオ、財布
これらと犬を抱くと とても重い。
でも こんな暴風雨の中 どこに逃げるのだろう?
逃げるところが思いつかなかった。
こわい!逃げる!こわい!
だんだん疲れてきて眠くなってしまった。
目が覚めたら 朝でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/66/bbe30df81c32b9788a1a4760fc1eed56.jpg)
犬は、家の中を見回り 私は、外を見回る。
いつもたおれる赤エゾマツの鉢が横になっているぐらいでたいしたことはなかった。
水を抜いてあった池には、満々と水がたくわえられていた。
もう騒がないことにしようと思う。
木製パレット屋のつぶやき