山です。
遠くに鹿がいてじぃっとこちらを見ていたそうです。
仕事もお仕舞にして遠い田舎に引っ越した仲の良かった友が突然の病気になった。
えっ!?と思ったが 偶然そんなめぐりあわせになってしまったのだろう。
それから なんだか病状も状況もわからなくなった。
そのうち ビジネスメールの文面のようなものが来た。
あぁ 悪いんだって憶測するしかなかったが・・
そっとしておくことにした。
その後、彼女の誕生日に送ったプレゼントも手紙も皆 預かってくださいと送り返されてきた。
少し悲しかったが もっと悲しんでいるなって『気にしないで』のメールでひとまず様子をみることにした。
一瞬、何か私の言動がまずかったのかなって思ったこともあった。
だいたい脳天気なところがあるからね。
しかし、今までの付き合いから いやいや違うだろうって
またしても 想像できないくらいに悪いんだなって漠然と思った。
頻繁に会ったり べたべたした関係ではなかったが彼女のいない人生なんて考えられなかった。
これからは、今まで楽しく付き合ってくれたことに感謝し
別離を何度も何度も想像して動揺を少なくしなければいけないなってぼんやり思った。
かなりの日数がたって彼女からメールが来た。
事実をお話しますと・・
不覚なことに涙が流れ出た。
やはり 良くなかったのだ。
たぶん 私たちは、もう会わないと思う。