父の日
息子が60歳で亡くなった自分の父親のお墓参りに行くというので 庭の紫陽花を切った。
今年は、いやに蟻が多いと感じていたが お墓も例外ではなかった。
ほんの隙間に小さな雑草がひょろひょろと生えて それを引っこ抜いたら無数の蟻が蠢いていた。
早く逝きすぎたよね?
なんのために生まれてきたのだろう?
足が悪かったから早く死んでよかったかもね。
つぶやきともとれる問いかけに 目まぐるしくいろんな思いがかけめぐったが 答えがみつからなかった。
そればかりか つい最近亡くなった作家のなだ いなだ氏のことを思っていた。
この作家の方は、残り少なくなった日々、周りの家族のつらさを深々と気遣っている。ブログに〈結局死んでいくぼくが一番楽なのかもしれない)と綴った。
夕方 電話越しに底抜けに明るい父の声が いつもの脳天気な自分に戻してくれた。
木製パレット屋のつぶやき
息子が60歳で亡くなった自分の父親のお墓参りに行くというので 庭の紫陽花を切った。
今年は、いやに蟻が多いと感じていたが お墓も例外ではなかった。
ほんの隙間に小さな雑草がひょろひょろと生えて それを引っこ抜いたら無数の蟻が蠢いていた。
早く逝きすぎたよね?
なんのために生まれてきたのだろう?
足が悪かったから早く死んでよかったかもね。
つぶやきともとれる問いかけに 目まぐるしくいろんな思いがかけめぐったが 答えがみつからなかった。
そればかりか つい最近亡くなった作家のなだ いなだ氏のことを思っていた。
この作家の方は、残り少なくなった日々、周りの家族のつらさを深々と気遣っている。ブログに〈結局死んでいくぼくが一番楽なのかもしれない)と綴った。
夕方 電話越しに底抜けに明るい父の声が いつもの脳天気な自分に戻してくれた。
木製パレット屋のつぶやき
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