こわがりやの『くう』

「やあ　くうちゃん！」

「あっチャコちゃん！」



気にはなるのだがビビリヤのくうは、後ずさりをしてばかり。
もっとシャンとしなさい。心でゲキをとばす。
この頃　チャコちゃんは、おじいさんとお散歩が多いようです。
若い男の人が（中年も・・）犬を散歩をさせているのをめったにみかけません。
ちなみにくうは、おじいさんより若い女の人が好きです。


さて、明け方　地震がありました。
揺れを感じて「ギャアー！」って掛け布団を勢いよくはねのけて起き上がりました。
くうを抱いて逃げようと思ったら・・隣にいない！？
なんとテーブルの下でふるえていました。
呼んでも上目遣いで私を見て来ません。
えーー！っこんなことをしていたら逃げ遅れるじゃない。
せっかく　避難訓練をして準備ＯＫだったのにがっかりです。
「あぁーだめだ！」とため息をついて　ふとんに入り眠り込んでいました。
朝　目覚めて反省
地震がきたら扉ぐらい開けて寝ようかしら・・・




　　　木製パレット屋のつぶやき

地震の避難訓練

昨夕、郷里のほうで震度4ぐらいの地震があった。
夜、両親に電話をしてみた
「地震があったようだけれど大丈夫だったの？」
「地震はたいしたことがないけれど・・月曜日に大雪が降って大変だった」
「誰かにたのめないかしら？」
「みんな自分のことだけで精一杯だよ。シルバーセンターも雪かきの仕事はしないことにしたらしいし・・」
そこで80歳の父が頑張って雪かきをしたのだそうだ。
そんな話を聞いて不憫に思ったが・・・
その反面　親不孝な娘は、雪が消えないと田舎にはとても行けそうにないと考えている。
「困ったねぇ」
「ところでね　今　寝るんだけれど　二人で地震があった時の避難訓練をしていたんだよ」
「それはいいことだ」
「誰が　どのストーブを消すとかね。持ち出すもののチェックとか」

そんな話の最中に犬が短く吠えて揺れがきた。
「あのね　こっちが地震だから　電話を切るね」

地震は、すぐにおさまったものの
千葉のほうで震度5強だった。
父からすぐに電話がきて心配をしてくれた。

私も犬と地震時の避難訓練をすることにした。
ほら人間って　とっさの行動ができないじゃない。
だから　日頃の訓練だよね。



　　木製パレット屋のつぶやき

芽吹き

天にむかって伸びる枝と芽
生きていてうれしいと思える季節です。



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梅の開花が遅い年

今年の梅の開花はひじょうに遅い。
吉野梅郷は、見頃が3月下旬だというのだからやはり遅いと納得
〈近所の家の梅〉

〈空き地で伸び放題の梅〉


梅の花は、香りだけがいい
姿形は、いまいちのような気がします。




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チューリップ畑（チューリップの形）

掛け声は「寒い寒い！」
犬がいないと散歩なんかしないよね！
あぁ寒い！
体を縮めて歩いていたら畑から芽が出ていました。
こんな寒いのにごくろうさんなことです。
よく見たらチューリップ
チューリップ畑だから当たり前だよね！一人で受けて笑っていました。
（また　ばか笑いをしているってなふうで犬は私を見上げる）
立ちどまって豪快に笑っていて気づいたのですが
なんとチューリップでチューリップの図が描かれていました。
にわかに信じられなくて畑をまわってしまった。





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