選挙を前にこんなことも書いてたのでいまさらながらアップ。
タイミング悪くてすいません。でもせっかくなので(汗)
<スローガンのまやかし>
選挙報道では、「消費税増税」だの「子ども手当」だの分かりやすい争点を設定して、各党各候補者が、それに賛成か反対かを提示する。
見出しが立てやすいからだ。
世論調査の項目もしかり。子ども手当に賛成か反対か?消費税引き上げに賛成か反対か?など2者択一で語られることが多い。
しかし、実際に人が集まって、子ども手当や消費税について語り合うと、それに賛成か反対かということよりも、「子ども手当には反対だ、その財源を保育所などの別の政策に回したほうがいいと思う」など、反対という部分よりも、後半の「保育所などに回すべき」という部分の方に力が入るのではないだろうか。私の経験上はそうである。
ついさっき、知人らと話していた時も消費税増税の話が出たが、そこでも賛否よりも「でも、食品など低所得者増税になる物は非課税に」などの部分のほうが主張の中心だったりした。「金持ちの贅沢品には高い税率かけりゃいいのよ」である。私は今回の消費税増税には納得いっていないのだが、消費税増税賛成の彼女の「金持ちの贅沢品は高課税」という考え方には大賛成だ。
会話の中で、「後半部分」は、消費税引き上げ賛否を語る上でのおまけのように扱われるが、実はこっちの部分にこそ、語る人の求める政策の本質が語られている。
しかしそんな複雑な意見をすくいあげていたら、世論調査というものが、パーセンテージという数値で表せなくなってしまうから、「どっちがいい?」と有権者に迫って答えさせているだけなのだ。
本当に重要なのは、消費税を上げる候補に投票するか上げない候補に投票するかよりも、後半の部分である。消費税を上げようが上げまいが「低所得者増税にならないように配慮する」候補を選ぶ事だ。
消費税増税に反対とか賛成とか、大きなスローガンに注目するよりも、より具体的な「後半部分」についてそれぞれの候補がどう考えているかの方が重要なのだ。
というわけで、今後こそ本当に投票行ってきます。投票所まで徒歩8分。
タイミング悪くてすいません。でもせっかくなので(汗)
<スローガンのまやかし>
選挙報道では、「消費税増税」だの「子ども手当」だの分かりやすい争点を設定して、各党各候補者が、それに賛成か反対かを提示する。
見出しが立てやすいからだ。
世論調査の項目もしかり。子ども手当に賛成か反対か?消費税引き上げに賛成か反対か?など2者択一で語られることが多い。
しかし、実際に人が集まって、子ども手当や消費税について語り合うと、それに賛成か反対かということよりも、「子ども手当には反対だ、その財源を保育所などの別の政策に回したほうがいいと思う」など、反対という部分よりも、後半の「保育所などに回すべき」という部分の方に力が入るのではないだろうか。私の経験上はそうである。
ついさっき、知人らと話していた時も消費税増税の話が出たが、そこでも賛否よりも「でも、食品など低所得者増税になる物は非課税に」などの部分のほうが主張の中心だったりした。「金持ちの贅沢品には高い税率かけりゃいいのよ」である。私は今回の消費税増税には納得いっていないのだが、消費税増税賛成の彼女の「金持ちの贅沢品は高課税」という考え方には大賛成だ。
会話の中で、「後半部分」は、消費税引き上げ賛否を語る上でのおまけのように扱われるが、実はこっちの部分にこそ、語る人の求める政策の本質が語られている。
しかしそんな複雑な意見をすくいあげていたら、世論調査というものが、パーセンテージという数値で表せなくなってしまうから、「どっちがいい?」と有権者に迫って答えさせているだけなのだ。
本当に重要なのは、消費税を上げる候補に投票するか上げない候補に投票するかよりも、後半の部分である。消費税を上げようが上げまいが「低所得者増税にならないように配慮する」候補を選ぶ事だ。
消費税増税に反対とか賛成とか、大きなスローガンに注目するよりも、より具体的な「後半部分」についてそれぞれの候補がどう考えているかの方が重要なのだ。
というわけで、今後こそ本当に投票行ってきます。投票所まで徒歩8分。