夕べに続いてのお知らせです。
私がやっている「出島DEJIMAプロジェクト」のワンプロジェクトである「火鉢クラブ」の
初イベントとして、「一日火鉢カフェ」の開催を夕べ告知しましたが、
今日は、その「出島プロジェクト」の新たなプロジェクトの発足をお知らせしようと思います。
ちょっとその前に、先日のツイッターのつぶやきから紹介させてください。
以前、私のツイッターアカウント@yurysで、イラクの小児がんの子どもたちを支援している
JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)の、募金付きバレンタインチョコレートの
ことをつぶやきました。
10月21日(木)のつぶやきより
『イラクの小児がんの子どもを支援するJIM-NET恒例の募金つきバレンタインチョコ。
今年のデザインのお披露目がありました。缶の絵はイラクの子どもたちが書いたもの。
発売は http://www.jim-net.net/で12月1日からhttp://twitpic.com/2zelyr 』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/57/a9b203449dba5d105f572d4ff824983f.jpg)
イラクの子どもたちが描いた絵をチョコの缶にのせたかわいいバレンタインチョコで、
収益は子どもたちへの医療支援に使われます。
毎年かなりたくさんの方に買っていただいているようなのですが、
とはいえ、チョコ募金のキャンペーンは、バレンタインの時期だけ1年に一回のみの販売です。
まだまだ支援は十分とは言えません。
そこで、今回、JIM-NETに出島プロジェクトが協力する形で、
このバレンタインチョコ以外にも、子どもたちの絵を使った様々な商品開発を行う
新たなプロジェクトを発足させることになりました。
そのプロジェクト名は
Japanese Craftsmen with Iraqi Children Artists
頭文字をとってJCICAです。ジェシカと読みます。
(ブランド名はまだ正式に決まっていませんが、現時点では仮に「JCICA(ジェシカ)ブランド」とします。)
この名称の通り、「JCICA」とは、日本の職人さんとイラクの子どもアーティストの
コラボレーションです。
詳しくは、以下の設立メッセージをご参照ください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/69/61d1ada3d4e00b7130f5bfdf379ca395.jpg)
クリックで拡大できるのかと思ったらできないのですね。
では、以下に文章を・・。
メイド・イン・ジャパンとイラクの子どもをつなぐ
Japanese Craftsmen with Iraqi Children Artists
「JCICAブランド(仮称)」設立
イラク戦争後もいまだ混迷するイラクで小児がんに苦しむ子供たち。
しかし、彼らの絵は描くことの喜びにあふれ、見るものを幸せにしてくれます。
そのすばらしい絵からは、こんな子供たちの声が聞こえてくるようです。
“Freedom to live. I want to create more!”
描くことが楽しい。元気になってもっと描きたい。
そんな彼らの願いを叶えるために、JIM-NETはイラクでがんの子供たちの医療支援を
行っています。湾岸戦争とイラク戦争。そこで使用された劣化ウラン弾との関連性は
まだはっきりとは認められていませんが、イラクの小児がん患者は確実に増えており、
子供たちは苦しんでいます。
“We want to create more. 我々ももっと作りたい”
こうつぶやいている人たちは、日本にもいます。
地方の中小零細の製造業者です。アジア新興国との人件費の格差により、
「日本のものづくり」は危機に瀕しています。高い技術があるにもかかわらず、
グローバル競争の中で存続が難しくなっている業者は数えきれません。
そこで私たちは、この2つを結びつけてみようと考えました。
「魅力的な絵」と「高品質のメイドインジャパン」
この両者のコラボレーションで、「デザインと品質」の揃った購買力の高い製品が
作れるのではないか。そして、その収益は絵を描いたイラクの子供たちの治療に使われ、
さらに、わずかなりとも日本のものづくりの復活に貢献できるかもしれないのです。
消費者の方にも、「JCICA(ジェシカ)」ブランドを手にすることで、
日本のものづくりのみならず、世界で起こっていることに目を向け、
本当のグローバリズムとは何かを考えるきっかけを作ってもらえればと考え、
このブランドを設立します。
(設立メッセージここまで。)
日本のものづくりとイラクの子どもをつなぎ、
社会と世界に目を向けた商品を作りたいと思います。
そして、その商品はイラクの子どもを助けるという名目がなくても欲しくなるような
メイドインジャパンの技術を生かした、
高品質でファッション性の高い魅力ある商品を目指します。
イラクの子どもが、自分たちの描いた絵でお金を稼ぎ、がんの治療を受ける。
NGOにとっての新しい資金調達の仕組みとして定着していくことを期待しています。
このプロジェクトはまだ発足したばかりで、
これから地方の製造業や工房などに働きかけていく予定です。
というわけですが、働きかけると言っても、まだサンプルとしてみていただける商品が少ないので、
出島プロジェクトのほうで、商品サンプルとして紙のショッピングバッグを作ってみました。
そして実は、そのショッピングバッグの一部がイラクの子供たちの原画とともに、
今日から、東京・日比谷にある「日比谷ギャラリー」で行われている
「アッサンブラージュ展」という合同展の一部として展示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c6/f186452bad88885b44d16f6d165c70c2.jpg)
原画の方は、今年のバレンタインチョコレートの缶に印刷された油彩による絵画です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/aa/456428e0396857787d65b8a0e839f3b4.jpg)
右側の壁面のショッピングバッグの絵は、今は亡きサブリーンという女の子が描いた絵を使っています。
この黒い服はサブリーンが着ていた服です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/31/a15e2393295924247d4d26894c6db005.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ad/70ed8a3c049d1d674c48a57888db9adb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/78/dac6ccf2d36a473065bcae1223ed9c03.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/e9/74989376f7d44d6da4fc4e9a650b53d2.jpg)
このショッピングバッグも商品として、また、商品販売時の袋として、
もしくはキャンペーンなどで使っていただけたらいいなあと思っています。
やはり、写真よりも実物のほうがかわいいので、是非ギャラリーにおいで下さい。
また、これらは作品の中のほんの一部です。
ほかにも他の子どもの描いた、タッチの全く違う作品がたくさんあります。
それらのサンプルは、このブログで追って紹介していきます。
「ギャラリー日比谷」のサイトはこちら http://www.g-hibiya.com/
イラクの子どもの絵は、こちらのギャラリーの3階に展示しています。
<アッサンブラージュ展>
開催期間:2010年11月19日(金)~11月24(水)
1F・2F・3F会場
開廊時間:11:00~19:00 最終日は17:00まで)
<ギャラリー日比谷>
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-6-5
電話番号 事務所:03-3591-8945
会場直通:03-3591-8948
この「JCICA」については、進捗状況を今後もこのブログで報告していきます。
ものづくり(メイドインジャパンで)をやってらっしゃる方で、
ご興味のある方は是非ご連絡下さいませ。
出島プロジェクト
e-mail dejima2010.gmail.com(中村まで)
私がやっている「出島DEJIMAプロジェクト」のワンプロジェクトである「火鉢クラブ」の
初イベントとして、「一日火鉢カフェ」の開催を夕べ告知しましたが、
今日は、その「出島プロジェクト」の新たなプロジェクトの発足をお知らせしようと思います。
ちょっとその前に、先日のツイッターのつぶやきから紹介させてください。
以前、私のツイッターアカウント@yurysで、イラクの小児がんの子どもたちを支援している
JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)の、募金付きバレンタインチョコレートの
ことをつぶやきました。
10月21日(木)のつぶやきより
『イラクの小児がんの子どもを支援するJIM-NET恒例の募金つきバレンタインチョコ。
今年のデザインのお披露目がありました。缶の絵はイラクの子どもたちが書いたもの。
発売は http://www.jim-net.net/で12月1日からhttp://twitpic.com/2zelyr 』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/57/a9b203449dba5d105f572d4ff824983f.jpg)
イラクの子どもたちが描いた絵をチョコの缶にのせたかわいいバレンタインチョコで、
収益は子どもたちへの医療支援に使われます。
毎年かなりたくさんの方に買っていただいているようなのですが、
とはいえ、チョコ募金のキャンペーンは、バレンタインの時期だけ1年に一回のみの販売です。
まだまだ支援は十分とは言えません。
そこで、今回、JIM-NETに出島プロジェクトが協力する形で、
このバレンタインチョコ以外にも、子どもたちの絵を使った様々な商品開発を行う
新たなプロジェクトを発足させることになりました。
そのプロジェクト名は
Japanese Craftsmen with Iraqi Children Artists
頭文字をとってJCICAです。ジェシカと読みます。
(ブランド名はまだ正式に決まっていませんが、現時点では仮に「JCICA(ジェシカ)ブランド」とします。)
この名称の通り、「JCICA」とは、日本の職人さんとイラクの子どもアーティストの
コラボレーションです。
詳しくは、以下の設立メッセージをご参照ください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/69/61d1ada3d4e00b7130f5bfdf379ca395.jpg)
クリックで拡大できるのかと思ったらできないのですね。
では、以下に文章を・・。
メイド・イン・ジャパンとイラクの子どもをつなぐ
Japanese Craftsmen with Iraqi Children Artists
「JCICAブランド(仮称)」設立
イラク戦争後もいまだ混迷するイラクで小児がんに苦しむ子供たち。
しかし、彼らの絵は描くことの喜びにあふれ、見るものを幸せにしてくれます。
そのすばらしい絵からは、こんな子供たちの声が聞こえてくるようです。
“Freedom to live. I want to create more!”
描くことが楽しい。元気になってもっと描きたい。
そんな彼らの願いを叶えるために、JIM-NETはイラクでがんの子供たちの医療支援を
行っています。湾岸戦争とイラク戦争。そこで使用された劣化ウラン弾との関連性は
まだはっきりとは認められていませんが、イラクの小児がん患者は確実に増えており、
子供たちは苦しんでいます。
“We want to create more. 我々ももっと作りたい”
こうつぶやいている人たちは、日本にもいます。
地方の中小零細の製造業者です。アジア新興国との人件費の格差により、
「日本のものづくり」は危機に瀕しています。高い技術があるにもかかわらず、
グローバル競争の中で存続が難しくなっている業者は数えきれません。
そこで私たちは、この2つを結びつけてみようと考えました。
「魅力的な絵」と「高品質のメイドインジャパン」
この両者のコラボレーションで、「デザインと品質」の揃った購買力の高い製品が
作れるのではないか。そして、その収益は絵を描いたイラクの子供たちの治療に使われ、
さらに、わずかなりとも日本のものづくりの復活に貢献できるかもしれないのです。
消費者の方にも、「JCICA(ジェシカ)」ブランドを手にすることで、
日本のものづくりのみならず、世界で起こっていることに目を向け、
本当のグローバリズムとは何かを考えるきっかけを作ってもらえればと考え、
このブランドを設立します。
(設立メッセージここまで。)
日本のものづくりとイラクの子どもをつなぎ、
社会と世界に目を向けた商品を作りたいと思います。
そして、その商品はイラクの子どもを助けるという名目がなくても欲しくなるような
メイドインジャパンの技術を生かした、
高品質でファッション性の高い魅力ある商品を目指します。
イラクの子どもが、自分たちの描いた絵でお金を稼ぎ、がんの治療を受ける。
NGOにとっての新しい資金調達の仕組みとして定着していくことを期待しています。
このプロジェクトはまだ発足したばかりで、
これから地方の製造業や工房などに働きかけていく予定です。
というわけですが、働きかけると言っても、まだサンプルとしてみていただける商品が少ないので、
出島プロジェクトのほうで、商品サンプルとして紙のショッピングバッグを作ってみました。
そして実は、そのショッピングバッグの一部がイラクの子供たちの原画とともに、
今日から、東京・日比谷にある「日比谷ギャラリー」で行われている
「アッサンブラージュ展」という合同展の一部として展示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c6/f186452bad88885b44d16f6d165c70c2.jpg)
原画の方は、今年のバレンタインチョコレートの缶に印刷された油彩による絵画です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/aa/456428e0396857787d65b8a0e839f3b4.jpg)
右側の壁面のショッピングバッグの絵は、今は亡きサブリーンという女の子が描いた絵を使っています。
この黒い服はサブリーンが着ていた服です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/31/a15e2393295924247d4d26894c6db005.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ad/70ed8a3c049d1d674c48a57888db9adb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/78/dac6ccf2d36a473065bcae1223ed9c03.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/e9/74989376f7d44d6da4fc4e9a650b53d2.jpg)
このショッピングバッグも商品として、また、商品販売時の袋として、
もしくはキャンペーンなどで使っていただけたらいいなあと思っています。
やはり、写真よりも実物のほうがかわいいので、是非ギャラリーにおいで下さい。
また、これらは作品の中のほんの一部です。
ほかにも他の子どもの描いた、タッチの全く違う作品がたくさんあります。
それらのサンプルは、このブログで追って紹介していきます。
「ギャラリー日比谷」のサイトはこちら http://www.g-hibiya.com/
イラクの子どもの絵は、こちらのギャラリーの3階に展示しています。
<アッサンブラージュ展>
開催期間:2010年11月19日(金)~11月24(水)
1F・2F・3F会場
開廊時間:11:00~19:00 最終日は17:00まで)
<ギャラリー日比谷>
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-6-5
電話番号 事務所:03-3591-8945
会場直通:03-3591-8948
この「JCICA」については、進捗状況を今後もこのブログで報告していきます。
ものづくり(メイドインジャパンで)をやってらっしゃる方で、
ご興味のある方は是非ご連絡下さいませ。
出島プロジェクト
e-mail dejima2010.gmail.com(中村まで)