橋本治とナンシー関のいない世界で

「上野駅から夜汽車に乗って」改題
とうとう橋本治までなくなってしまった。
平成終わりの年にさらに改題してリスタート。

今日は参院選 その2 投票終了まであと49分

2010-07-11 19:11:36 | 国内情勢
選挙を前にこんなことも書いてたのでいまさらながらアップ。
タイミング悪くてすいません。でもせっかくなので(汗)

<スローガンのまやかし>
選挙報道では、「消費税増税」だの「子ども手当」だの分かりやすい争点を設定して、各党各候補者が、それに賛成か反対かを提示する。
見出しが立てやすいからだ。
世論調査の項目もしかり。子ども手当に賛成か反対か?消費税引き上げに賛成か反対か?など2者択一で語られることが多い。
しかし、実際に人が集まって、子ども手当や消費税について語り合うと、それに賛成か反対かということよりも、「子ども手当には反対だ、その財源を保育所などの別の政策に回したほうがいいと思う」など、反対という部分よりも、後半の「保育所などに回すべき」という部分の方に力が入るのではないだろうか。私の経験上はそうである。
ついさっき、知人らと話していた時も消費税増税の話が出たが、そこでも賛否よりも「でも、食品など低所得者増税になる物は非課税に」などの部分のほうが主張の中心だったりした。「金持ちの贅沢品には高い税率かけりゃいいのよ」である。私は今回の消費税増税には納得いっていないのだが、消費税増税賛成の彼女の「金持ちの贅沢品は高課税」という考え方には大賛成だ。

会話の中で、「後半部分」は、消費税引き上げ賛否を語る上でのおまけのように扱われるが、実はこっちの部分にこそ、語る人の求める政策の本質が語られている。

しかしそんな複雑な意見をすくいあげていたら、世論調査というものが、パーセンテージという数値で表せなくなってしまうから、「どっちがいい?」と有権者に迫って答えさせているだけなのだ。

本当に重要なのは、消費税を上げる候補に投票するか上げない候補に投票するかよりも、後半の部分である。消費税を上げようが上げまいが「低所得者増税にならないように配慮する」候補を選ぶ事だ。
消費税増税に反対とか賛成とか、大きなスローガンに注目するよりも、より具体的な「後半部分」についてそれぞれの候補がどう考えているかの方が重要なのだ。

というわけで、今後こそ本当に投票行ってきます。投票所まで徒歩8分。

参院選 投票終了まであと1時間。投票行動に思う。まだの人はこれ読んで行ってね!

2010-07-11 18:53:27 | 国内情勢
選挙の投票行動のことはもっとはやくブログに書くべきだった。今痛く反省している。

午前中からの用事をすませ、やっと一服ついて朝刊を開き、選挙特集を読んでふと思ったのだ。書かねば・・。

もう投票終了まであと1時間。
でもいい。まだ投票に行っていない人に向けて、
少しでも読んでくれる人がいることを期待して書こう。


<バランスとり過ぎに注意「バカと思われたくない」は世の中を悪くする>

選挙当日の朝刊には、著名人と言われる人のコメントが並ぶ。
個人への応援や非難はできないから、一般的な論調ばかりになるのはしょうがないが、なんだか大所高所から見た物が多く、生活実感が感じられない。
まあ、著名人というのには、ほぼ生活困窮者というのはいないだろうから、自分の身近な話より、ついついマクロな視点で物事を見てしまうのはしょうがない。

例えば、法人税を引き下げたら企業の国際競争力がつくとか、国の財政は火の車だから消費税引き上げはやむなしとか・・。

そして、我々庶民は、こうした著名人のご意見を伺って、時にはふむふむなんて思ったりして、投票行動の参考にしてしまったりするのだけれど、本当にそれでいいのだろうか。

あなたは、本当に心からこういう説に賛同して、ふむふむなんて思っている?

『法人税を下げたら、企業の設備や人材への投資が進み、国際競争力がついて、大企業はもうかり、それが賃金に反映され、日 本の景気は良くなっていく。』

それは本当の本当に本当なのか?
あなたは実感として、その状況を想像できているのだろうか?

現代の世の中では、マスのメディアが手を変え品を変え、分かりやすく複雑な状況を解説してくれる。それ自体は悪いことではないと思うが、そのために、それぞれの問題を、自らの状況に照らして考えるというプロセスを、視聴者それぞれがはしょってしまってはいないだろうか。
あまりにも情報が氾濫しすぎて、何が本当かを突き止めるのは至難の業だ。そんな時代に、自分の情報を集めて、自分にとっての正解を導くのはめんどくさくって、てっとりばやくもっともらしい話に飛びつくのはある意味しょうがない。

しかし、全く無批判に飛びつくのではなく、それが本当にもっともなのかを、一度立ち止まって冷静に考えてみることは必要だ。そして、その時に必要なのが、「自分の生活実感」だと思う。
実感無くして頭で考えただけの判断は、ただのかっこつけ、バカと思われたくない人の手っ取り早い怠慢ではないか?

私たち人類は、正しい事を主張したがる癖がある。
ついついバランスばかりとろうとしてしまう。
自分がどうして欲しいか、自分が望むのはどういう世の中であるということをストレートに主張する事は、思慮の浅いバカな人のすることのように思い込んではいないだろうか。

そして、万人によかれと思って、マクロの罠にはまってしまう。
直接的に自分の生活が良くなる個人や地域レベルの政策よりも、「景気が良くなる」とか「国際競争力が増す」とかいう社会的な規模のマクロなレベルの政策の方が高尚であるという勘違いをしてしまう。

人は生活に余裕ができるとマクロな事を考えたくなる。
もちろん自分の生活に余裕が無くても世界の平和を望んでいる人はいる。
しかし、別にみんながみんなそんなことを考えなくてもいいと思うのだ。
考えたい人は考えてもいいけど、そんな有名人の話を受け売りにするくらいなら、ちゃんと自分の生活の周りを見渡して、そこから判断して、身近で必要な政策を唱えている候補者を見つけ出す努力をした方がいい。
テレビで、子ども手当はやめるべきと言っていたって、何人も子ども抱えて生活が大変な人は胸を張って賛成すればいい。もちろん、それでも子ども手当は間違っているという信念があるのならば別だけど。
要は、自分の生活実感に従って、自分にとって必要な政策に興味をもち、それについてはちゃんと自分なりに調べて自分なりの意見を持つことが重要だ。

そうして行くうちに、実感としてマクロな社会のあるべき姿も見えてくると思う。

受け売り要注意だ。

みんないっぱしの意見を言って、頭いいと思われたい、というより、バカと思われたくないと思いすぎているんじゃないかと思う。バカでもいいから、自分の生活実感に沿って正直にものを考えてみる事も必要なのではないだろうか。

「バカと思われたくない」これが世の中を一番悪くしていると私は思う。

あとねえ、政局報道ばっかりやってるメディアのせいもあると思うけど、有権者の方も、誰それのどういう政策に共鳴するという理由じゃなくて、「この状況だと、どこどこ党の誰々に投票するのが政局に最も影響を与えそうである」という理由で投票行動を決めている人が思いのほか多いのではないかという気がする。もちろん自分の1票をなるべく有効に使いたいという気持ちは分かる。しかし、その場合参考にするであろう、事前の世論調査や、選挙の事前予測が前回の衆院選でも結構はずれてたことを考えると(選挙当日にむけてどんどんデータの修正が入って行ったが、1~2ヶ月くらい前までは政権交代実現???だったと思う)、それをもとに考える政局的投票行動って、意味があるのだろうか?

なんかそんな姑息な(すいません口悪くて)ことすんだったら、もう、皆が自分の思うまま、財政赤字の事を考えれば・・とか日本全体を憂えているようなことをいわないで、団体での拘束も無く(建前では無いですから)民主主義の原則の通り、自分の意見を尊重して、もう誰にも遠慮せず投票するのが一番いいですよ。

いろんな配慮をして、バカにならず、誰か著名人の言ってる意見に近いような近くないような輪郭のはっきりしないぼんやりとした集団の意見に組して、あいまいな投票行動をとるくらいだったら、「自分」による「自分」のための投票をしてもいいんじゃないかな、と思います。

そして、そんな「個人」の意見の集合体である投票結果というのを見てみたい。
そうして出てきた投票結果こそ、実は「公共の福祉」に益する結果となっているのではないかと無想する。
「社会」は「個人」の集合体なのだから。


<最後に・・・「だってしょうがない」じゃない投票行動を>

あと一つ思うのは、投票行動を決するために物事を判断するとき、「だってしょうがないじゃない」ということを言ってはいけないと思う、ということ。
いろんな事情があるのは分かる。世の中にはいろんな勢力がいて、物事は簡単に進まないのもわかる。
でもこれまで、「しょうがない」とか「私が投票したって変わらない」と言って、ベターな結果が出た事があっただろうか。
マイナス思考の向こうにはそれ以上の結果は待っていない事は、これまでの歴史が証明している。

だからといって、期待しすぎて後でがっかりさせられるのは嫌と、去年の衆院選で民主党に投票した多くの人は言うかもしれない。しかし考えても見てください。あそこで政権交代が起こらなかったら、今頃日本を待っていたのは何なのか?
今よりよい世の中になっていたと思いますか?

沖縄の人々は言っているのではないだろうか。
最後に鳩山さんがあんな判断した事には怒っているけれど、沖縄から基地を減らす議論が全国的に共有されるようになったことは、長い目で見れば悪くはなかったかもしれないと。

急いで書いたので、分かりづらい文章でくどい所もあったかもしれません。ご容赦ください。

では、私もそろそろ投票に行ってきます。
まだ行っていない方は是非。まだ1時間あります。



祝島へ行った その7 祝島の第一次産業と「循環」すること

2010-07-11 09:20:57 | 祝島へ行った
前回、氏本農園さんの豚と牛のことを少し書いたが、その後のことを続ける。


氏本さんところの豚ちゃんを眺めていると、突然山からパーンという猟銃の音がした。えっ?この小さな山で猟をしてるの?と耳を疑ったのだが、しばらくするとまたパーンという音が聞こえる。
側で子供達に豚を見せていたNPOの休日学校の先生に聞いてみたが、その音の正体は知らないようだった。
近くに島の人も見当たらず、この山で一体「何」が捕れるんだろうか・・・と思いながら、再び自転車を漕ぎ始めた。
真っ青な空の下で響く銃声は、その「何」かがなんだかよくわからないのもあって、少し不安な気分になった。
誰もいない道に立っていると、島には、私と猟銃を構えた姿の見えない猟師の二人しかいないような気分になった・・・。
なーんて、文学みたいというか、ちょっと感傷的な気分に浸っていたのだが、東京で「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会で氏本農園の氏本長一さんに話を聞いてその謎が解けた。
あの銃声、ひどく合理的なものだった。

実はあの銃声は録音したものを流しているのだ。

山に植えてある「びわの実」をカラスから守るために定期的に鳴らしているらしい。

こうした銃声でカラスを追うやり方は、全国どこのびわ農家でもやっているというものではないらしい。
祝島のびわはほぼ無農薬なので、カラスに突かれやすいのだ。
映画「ミツバチの~」の中でも、びわの収穫の場面が出てくるが、もともと山の斜面に海からの照り返しがあり、かつて柑橘類を作っていた祝島の段々畑で、その上無農薬で、祝島のびわは作られている。まずいわけがない。
カラスはそれを一番よく知っているというわけだ。
あの銃声は、不安どころか、祝島のびわの品質を保証する音だったのである。

そして、祝島といえば、やはり漁業と海産物である。
しかし、今回は土曜日だったからか、海藻取りやその加工作業などに出会う事はなかった。また、桟橋の船の周りにもほとんど人がいなかった(たまたま私が通った時間にいなかっただけかもしれないが)。

そんな中で、唯一、船底を洗っているおじいちゃんたちに出会った。


ホースからものすごい強い水圧の水が出て、船の底にくっついたフジツボなどを剥がすのだそうだ。
写真ではよく見えないけど、特別な洗浄機がここに置いてある。
この洗浄機は、島の漁協(たしか漁協と言ってたと思うのだが間違ってたらすいません。とにかく船持ちの人たちが共同で)で買ったのだと言う。そして、この洗浄機を1回使用するごとに1万5000円払うと言っていた。こういう船の掃除も外の業者に出したりせず、全部自分たちでやっているのだ。昔はみんなそうだったわけだから当然と言えば当然だが、いまだに全て自分たちの手でメンテナンスまでやっているのは離島ならではかもしれない。

アウトソーシングするとよそに出て行ってしまうお金が、これで島の中で廻る。高度成長以降いろんな仕事を大都市圏の会社や工場にアウトソーシングするようになってから、地方の富は中央に吸い取られるようになってしまった。
こうしたおじいちゃんたちの姿勢は、今後再び地方が再生するためのヒントとなりうると思った。

氏本農園の生ゴミと豚の餌の関係といい、祝島には「循環する」ものが多い。多分これは「離島」だからなのだが、「循環」とか「サスティナブル(持続可能な)」ということが時代のキーワードとなっている今、「離島」はほかにも私たちの暮らしのヒントとなるものをたくさん持っているに違いない。

氏本さんのブログによれば、祝島も一時期は便利な農業を求めて、耕耘機や化学肥料を外部から取り入れ、そのことが離島農業の持続性や循環性や有機性を衰えさせ、逆に高コスト化をもたらして市場性を失う結果となったという。
祝島だってそうした反省から再び今があるのである。

と、今回はここまでにします。「祝島へ行った」はまだ続きます。

森を救う「皮むき間伐」って知っていますか? 皮むき間伐体験ツアーin宮城県栗駒 その1

2010-07-09 23:17:31 | 森から始まる未来
先日、7月3、4日の土日で、宮城県の栗駒というところに、皮むき間伐体験ツアーというのに行ってきました。


「皮むき間伐」って何よ、という方のために、まずは、この皮むき間伐ツアーについて説明します。


未来バンクの田中優さんらが主催で行われた皮むき体験
(真ん中の眼鏡かけた人が田中優さん)

この「皮むき間伐」体験は、未来バンクやapバンクでおなじみ、環境問題にとりくまれている田中優さんたちの「天然住宅」というプロジェクトの一環として行われているものです。「天然住宅」については、こちらのサイトをみていただけると詳しくわかりますが、簡単に説明すると、国内産の木材を使って、化学物質などを使わない天然の家を建てましょうという試みです。国産材を使う事で、日本の建築材供給のために伐採が続く東南アジアの森林も救う事ができます。
一方で、日本の木を使う事で、国内の森も整備され、保全につながるというわけです。
実は、日本の森には、国内の建材やエネルギーをまかなうだけの木が十分にあります。コストなどの関係で整備されていないだけなのです。

そんな「天然住宅」が目をつけたのが、「皮むき間伐」です。
日本の林業で最も問題となるのは、人件費や運搬費をはじめとしたコスト。
実は、この皮むき間伐という方法、コストの削減にも繋がるのです。

それは一体どういうことなのか? 
また、そんなに簡単に木の皮ってむけるものなのでしょうか?
ご説明します。

私も今回知ったのですが、木の皮って、4月から8月の間の木が水分を多く含む時期には、つるっとはげるものなんですって。
実際にやってみれば分かる事ですが、根元にきちんと切れ目さえ入れれば、あとはつーっと両手で引っ張れば簡単に剥けていきます。
今回の体験ツアーでは、小学校低学年のお子さんもやってましたから。

今回は暑かったこともあって、汗だくだくで、作業は思ったよりも大変な印象がありましたが、これが4月とか5月だと、林のひんやりした空気のせいもあり、快適に作業ができるようです。

そして肝心の、「なぜ皮むき間伐がコスト削減につながるのか」ですが、こうして木の皮を剥いて、その後しばらく放置しておくと、木が乾燥して軽くなり運搬コストが減るからなんです。上の方に繁茂した葉っぱも枯れて切り倒しやすくなります。切り倒す時間が短くなるので人件費も減るというわけ。

この皮むき間伐は、今回のツアーでご協力をいただいた栗駒木材さんなど一部の林業関係者が行っているほか、NPO法人「森の蘇り」という団体が、あまねく広めようと、サポーター制度を設け出資を募っています。認知拡大を目論むにあたって、皮むき間伐体験には「きらめ樹体験」という名称がつけられました。
また、皮むきだけなら小学生でもできるので、この皮むき体験を学校の体験授業などに組み込んで行くことも考えているようです。全国的にそうした活動が広まってくれば、森の再生コストはずいぶん下がりそうですよね。

以上、皮むき間伐について簡単に説明しましたが、これいい取り組みでしょ?

世の中の役に立つだけではありません。
この映像を見てもらえば、皮むきの楽しさも分かると思います。

2010年7月3日皮むき間伐実演in栗駒


いかがでしたでしょうか?
私自身、ブログのためにビデオをもっとちゃんと撮ろうと思っていたのですが、いざ体験してみると、皮むき自体の方に一所懸命になってしまい、必要なカットとか適正なアングルやサイズなど気にしてビデオを撮ってる余裕はありませんでした。とりあえず、カメラに写ってたものをなんとか繋ぎ合わせてみた始末。まあ、それだけ皮むきのインパクトが強かったという事でしょうか。ちょっと言い訳でした。言い訳ついでにいくつか写真を載っけます(いやあ、実は写真も満足に撮れてないのですが)。

これは、皮むきするための三種の神器 
のこぎり、竹べら、即席木槌(枝の切れ端です)



VTRで実演した君嶋さんが、樹液が出てると言われてましたが、カメラが寄ってなかったのでこちらの写真でご覧下さい。よくみると雫が・・・。

こおろぎが樹液を吸いにきてました。


つたがからまっていた木は、皮をはいでも下の写真みたいに跡がついています。これはこれでデザインとしてありですよね。”へうげもの”古田織部ん家の床柱によさそうだ。つまり「乙」ってこと。(「へうげもの」は古田織部が主人公のモーニング連載の漫画です)


こーんなに皮をむきました。こういう山は他の場所にも。


また、「天然住宅」さんのブログの方に、これより長いバージョンの皮むきビデオと、今回のツアー全体の写真レポートがありますので、詳しい内容についてはそちらをご覧下さい。
天然住宅ブログ「天ぷら油バスで行く!皮むき間伐体験@くりこま@7/3-4 行ってまいりました!」

実は私、これまではエコツアーとかってあんまり興味ありませんでした。
当然、森の保全は必要だと思っているんですが、そもそも田舎の出なもんだから、子供の頃に山も海も行って遊んでたし、たき火もしたし、中学に上がるまでは風呂も焚いてたし、磯でカップラーメンの容器にクラゲ入れてかきまわしとってんぞ!なんて思って、エコツアーなんて都会育ちの人が行くもんだと思ってたんですね。

でも、今回のツアーは、ただの自然体験じゃなくて、未来の森の再生につながる一つの解決法を提示してもらえ、かつその解決法というのが、遊びとしてもかなり楽しいというおまけ付き。別に森の再生とかに興味の無い人でも、十分楽しめるツアーだったんですねえ。これは森林保全を訴える上で、言い方は悪いですが「使える」エコツアーだと思いました。

そうそう、ビデオを見ていただいても分かったかもしれませんが、皮むきは共同作業、特に男女が組んで作業を行うとはかどることが判明!!帰りのバスの中では、参加者から、これを婚活ツアーにしてはどうだろうという意見も出ていました(笑)。
これなら、私みたいな、「もう田舎は知っとるぞ」な人から、「自然って興味ないんですよね」な人まで、いろんな人を先入観無く引き込めるんじゃないですかねえ。

ところで、今回のツアーの皮むき間伐体験は、「天然住宅」に木材を供給し、環境にやさしい木をもっと広げたい・・・と頑張っておられる宮城県の栗駒木材さんのご協力で開催されました。皮むき体験だけでなく、栗駒木材さんの製材所の見学会も行われました。また、バイオマス燃料のペレットを使ったペレットストーブを開発したさいかい産業の古川さんも参加され、ストーブの説明も聞くことができました。

実は、こちらの栗駒木材さんやさいかい産業さんのこれまでの取り組みというのが感動もので、こうした活動が21世紀の日本を救うんだなあということを心から実感したわけですが、それは次回に続けようと思います。

天然住宅から社会を変える30の方法

合同出版

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図解 これならできる山づくり―人工林再生の新しいやり方
鋸谷 茂,大内 正伸
農山漁村文化協会

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7月8日(木)のつぶやき

2010-07-09 01:16:44 | ツイッターつぶやき
06:10 from web
おはようございます!うわあ青空!でも天気予報は曇り時々雨。晴れてるうちにお散歩でもしてくるか。そうだ、不忍池の蓮はもう咲いているだろうか??
06:16 from web (Re: @sokotoko1134
@sokotoko1134 おすぎさん怒ってるー♪ 散歩行こうと思ってたけど、聞いちゃって行けないじゃん。#sokotoko
06:26 from web
ラジオがインターネットで聞けるようになってほんと便利!音は安定してるし。絶対ラジオの聴取率って上がってるよね。ラジオの毒にあたってみんな目覚めようww #sokotoko
09:41 from Twitpic
今朝の上野不忍池。蓮が咲き始めてますよー。蒸し暑さも夏の日差しも忘れさせてくれます。日本はいい国だなあ~。


09:43 from web
さっきアップした不忍池の蓮。きれいだけど、よく見ると後ろに紙ゴミが写ってますね。ゴミの投げ捨てはやめましょう


09:55 from web
NHK龍馬伝番宣番組なう。第3部は亀山社中。150年後の今。これからは逆龍馬で行こう!って感じじゃないのかな。150年外に向けてきた目をいま一度国内に向けてみる時期に来てはいないかな。そしてその知識をもって海外に向かう。
10:28 from web
うちの洗濯機がいよいよヤバい状態になってきているのだが、本当に機械も人と同じだな。弱れば弱るほど自分の意志で動こうとするというか、人に操作される事を拒む。私の押すボタン操作では作動せず、勝手な水量で洗う。たまーに手を貸すと、結果思い通りに洗えてる。物を最後まで使うと学ぶ事は多い。
10:46 from web
「米軍は沖縄返還前から朝鮮半島の抑止力」という内容の外交文書が公開されたというNHKニュース。http://bit.ly/b1UpkI ベトナム戦争のためと思われてた米軍基地が実は・・というレトリック使ってるが、冷戦中の当時は当然。今はポスト冷戦、事情が違う。ダマされてはいけない
11:05 from web
またイラクで自爆テロかあ・・・。バグダッドで巡礼者を狙ったテロ少なくとも28人死亡。 過去のブログ記事「イラク現状報告会」 その1 http://bit.ly/cVAvaw その2 http://bit.ly/cwsgbj
11:13 from web (Re: @shigusa_sadoo
@shigusa_sadoo  J-WAVEもポッドキャストはいろいろありますね。iphoneならアプリのradiko.jp(無料)をituneからダウンロードすればJ-WAVE聞けますよ。
11:20 from web
わー残念。聞きたかったあ。ustで、なんてね。@takagengen 「サンデル教授と対談してください。教授にはOKもらっています」といわれ、一瞬グラッとなりましたが、スケジュール的に無理で断念。
11:29 from web
「米海兵隊は抑止力であると信じ込んでいた日本がはしごを外された」by 天木直人氏 http://bit.ly/bObm1Y海兵隊はグアム移転すると米国。以下のニュースもそれを隠す隠れ蓑ではないか。「米軍は沖縄返還前から朝鮮半島の抑止力」http://bit.ly/b1UpkI
12:02 from web
久しぶりに「いいとも」出演者みんな寝起きみたいじゃん。
12:31 from web
なぜかgooブログでは、ツイッターをブログパーツとして組み込めない。記事として一日のつぶやきをまとめ投稿することしかできん。twilogもつぶやき3000までしか保存できないとかいってたから(これ間違ってます?)、ブログ投稿しといて保存しようかなあ。保存する事も無い気もするが・・
12:55 from web
みんな日本人?なわけないか。RT @zukamiho いま打ち合わせにいる人の半分が英語を喋るので、ヒートアップした時の肝心な部分が言語カオス。
12:57 from web
今「笑っていいとも」と「ゲゲゲの女房」両方に南明菜が出てるけど、もうこういうの気にしなくなったのね。
13:21 from web
政見放送 あらき大樹さん。「あらき雨風、よらば大樹」って・・・。俺を頼ってくれ!ってことだよね。まあいっか。ちょっとひっかかったのでツイートしただけ。
13:23 from web (Re: @zukamiho
@zukamiho すごいね。留学経験者とかなの?なんか自分が前時代人に思えてきた。なかなか英語上達しないもん。せめて日本語では負けないようにしよう。
15:15 from web (Re: @micomori
@micomori  今日は蓮づいてますね
17:16 from web
冷房効いてない部屋でガリガリ君食べるとおいしいなあ!梨味最高!
23:08 from web
ツイッターに140字以内でつぶやいてると、ブログに書く事が無くなる。だぶってもいいのだが・・。完結に言おう言おうという癖がテレビディレクター時代についちゃってるのかな。でもブログ書くと冗長になってしまう。長くともオモロい橋本治は偉大なり。
by yurys on Twitter

祝島へ行った その6 のんびりなだけじゃない インディペンデントな祝島の第一次産業 

2010-07-06 23:31:28 | 祝島へ行った
前回は、祝島にスマートグリッドが設置されるかもしれない話を書いたが、
今回はやっとやっとやーっとのことで、「祝島へ行った」の続き「その6」。

のーんびりした祝島散歩から垣間見えたインディペンデントな祝島の第一次産業について。

第一次産業についてですとは言ったものの、今回の祝島の旅、たった一日の滞在。島の人の話をじっくり聞いた訳でもない。たまーに人を見かけても、のんびりした土曜日の昼下がり、突然、話聞かせてくださいなんて素性も分からない人間に話しかけられたら地元の人も引くかなあと思ったりして、世間話の下手な私は、おのずと遠巻きに島を眺めることとなってしまった。実際、おじいちゃんたちが集まって話しているところに声をかけたが、うまく話が繋げなくて妙な空気になってしまったし(笑)。

そんなわけで、島の第一次産業を語るとはいっても、情報は限られていて、かなり勝手な希望的観測にならざるを得なかったのだが、先日(6月19日)、祝島の事をとりあげた映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を見る機会を得、その時同時に鎌仲監督と祝島の氏本農園さんのトークも行われたので、その想像の部分を埋めてもらうことができた。
「ミツバチの羽音と地球の回転」オフィシャルサイト

映画上映後の鎌仲ひとみ監督と氏本農園さんのトークショー

(ぜんぜん顔が分からんサイズですいません)

まさに、映画では、私が歩いた祝島の風景の向こう側、私が見られなかった練塀の中、平日の朝、海に出ている船の上等々の人々の生活が丁寧に描かれていたのだった。

というわけで話は再び、5月の青空の下、祝島で自転車に乗ってる私に戻ります。


<祝島でのデジャブ>

前回も書いた通り、訪れた祝島には食堂が一軒もなかった。
ガイドマップを見ると、宿はある。商店も数件あるが、当然のごとくチェーン店などというものはなく、個人経営の店しかない。家電屋などは見当たらず、確か、定期船で大きな薄型テレビが運ばれて来ていた(この時見当たらなかっただけで、祝島ホームページを見たら電器屋さんありました)。銀行はなく、金融機関は郵便局が担っている。ゆうちょしか無いのが過疎地の一つの象徴だ。

そしてその時、以前、これと似たような風景を見た事があることに気付いた。
阪神大震災の年の夏、旅番組の仕事で行った、高知県は四万十川沿いの西土佐村で見た風景だ。
川に沿って走る国道は一車線で、道のコブのところでしか車がすれ違えない(現在どうかは確認していない)。小さい郵便局があって、その側に民宿が一軒、向かいによろず屋が一軒、ちょっと離れた所に食品のお店が一軒。チェーン店なんてあるわけがない。山の奥でもないのに陸の孤島みたいなところで、だからこそ四万十のの自然が守られていたのだ。
そして、この時の取材で、将来の地元の農業を支えることになるリーダーと出会った。
当時、お茶を地場産業にしようと四万十ドラマという会社を立ち上げたばかりだった畦地履正さんだ。この事業は15年後の今、四万十川の自然を守りながら地産地消をすすめるビジネスとなり、四万十ドラマは地域を支える会社として成功をおさめている。畦地さんは「四万十のリショー」として大活躍だ。私がボヤボヤしていたこの15年の間に四万十の人々は着実に自然とビジネスを共生させてきたのだ。
そんな四万十の人々に当時私が感じたのは、田舎を「田舎だから」などと卑下しない誇りだ。銀行もスーパーマーケットも本屋もない集落でみんな楽しそうに暮らしていた。

あれから15年が過ぎた初夏、なーんにもない祝島の風景を見ながら、私は、かつて四万十川に行った時のような気分になっていた。そして、多分ここにもそんな誇りと暮らしがあるんだろうなあと想像した。


<中電さん知ってますか? 祝島の第一次産業の力>

祝島の漁業や農業については祝島ホームページ祝島市場ホームページで行く前から簡単には知っていた。
地元のひじきやイカやタコ、びわやびわの葉茶などは通販でも売られていて、多くの注文が入っているようだ。しかし今年は原発の反対運動で忙しくて思うように出荷量を確保できず、サイトには、注文になかなか対応できず申し訳ありませんというお詫びが掲載されていた。
私は、島には地元産品の販売所があって、そこに行けば、島の漁業や農業の話も聞けるだろうと安易に考えていた。
しかし、そんなもんは無かった。驚くほど祝島は観光化されていなかった。今考えれば、そんな販売所があると思っていた私のほうがおかしいかったんだという気さえする。
次の瞬間、私は農業や漁業について島の人に話を聞こうという野望はとっくに捨てて自転車を漕いでいた。
 
そんな私の目と耳に飛び込んできたのは、ブーブーという鳴き声と走り回る豚ちゃんたちの姿だった。
 
 電気の通ったこの細い柵だけで囲まれた広い敷地の中を豚たちは走り回っている。餌をもらえると思うのか、人が柵に近寄ると、豚もブーブーやってくる。
写真には写っていないが、NPOの休日学級で来ていた子供達も戯れて、豚ちゃんたちは幸せそうだ。
ここが、後に知る映画にも出る氏本農園だったのだが、この時はつゆ知らず、畜産やってる人もいるんだあくらいに思ってて、これだけ元気に飼われた豚なら、都会ではさぞかし高い値段で売れるんだろう、東京には出荷してるんだろうかなんて夢のないことを考えていた。
目の前のかわいい豚ちゃんの姿をすぐにお金に換算してしまうのは、原発に反対していることがやせがまんではないことを第三者に納得させるだけの経済力を持って欲しいという思いがあるからだ。つまり、’経済的には第一次産業で十分やってけますから’、補助金とかいらないんですとはっきり言える経済力を持って欲しいのだ。

というのも、映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の中にはこんな場面がある。
中国電力の職員が祝島の住民に対し、「この先、第一次産業でやっていくのは無理だから、みなさんを助けてあげようと思って原発を誘致するのだ」と言って説得するのだ。

しかし、こんなことを言う中電職員は、はっきり言ってアホである。

彼ら中電さんは、氏本さんちのソーセージ(正確にはニュールンベルガー)が一体いくらで売れていると思っているのだろう。

1000円ですよ! 4本で1000円。160gで!
添加物は当然無し。その値段でも良いものならば買う人はいるのだ。
氏本さんの商品は、私が現地の豚ちゃんたちを見て思った通り、東京のレストランなどに良い値段で出荷されているのだそうだ。中電が言う第一次産業じゃやってけないなんて大嘘だ。
 
さらに言えば、そのおいしさの秘密は、放し飼いだけでなく、島の人の家から出る果物や野菜の皮などの生ゴミを餌として有効利用している点にもあったりして、ゴミも減る上においしい肉になるという一石二鳥。誰にも文句は言わせない。
その辺は「ミツバチの羽音と地球の回転」の中で詳しく描かれているので、そちらを見て下さい。

あと、余談ではあるが、こんな牛ちゃんもいた。

あんまりおとなしくてのっそり座っているもんで、一瞬我が目を疑ったが、もう普通に道路のすぐ脇に鎮座していた。刺激したら飛びかかってくるぞというようなすぐ目の前。最初はぎょっとしたけど、つぶらな瞳を見つめていたら、なんだかかわいく思えてきた。じろっとこちらをにらんだ瞬間を写真に収めようとしたんだけれど、タイミングが合わず。
 後日、氏本さんのブログ氏本農園・祝島だよりを見たら、この翌日(5月9日)に一頭の牛が出荷されて行ったそうな。それはこの牛だったんだろうか??

ちなみに、こちらは映画の会場で売っていた島のおばちゃんたちが茹でたタコ足、500円。

解凍して最初はお刺身で、残った分は翌日ソテーしたら旨旨だった。
サラダにだってできるというほど柔らかくておいしいという「ひじき」は既に完売で手に入らず。残念。
 
ネット通販祝島市場の世話をする青年、山戸孝さんは、映画の中で、まだまだ大変ですと語っていたが、「あんたら中電が来んかったら、通販の注文に全部対応できてもっと儲かるんよ」というおばちゃんたちの声が聞こえてきそうだ。絶対に可能性のある事業である。

四万十の畦地さんの例でも分かるように、ものの価値を理解するリーダーさえいれば、過疎地の第一次産業は武器となる。そして祝島には氏本さんや、まだ若い山戸さんがいる。

そんな氏本さんのブログの最新記事(6/29付け)はなんとマイケル・サンデルの『これからの「正義」の話をしよう』。上関原発計画に対し、共同漁業権管理委員会の多数決に従わず、祝島だけが反対している事の正当性を確認し、正義の所在を確かめたいという。これだけを読んでも、ただ感情的に反対運動をしているのではないということが分かる。
また、このブログでは、昨今の口蹄疫問題にも触れ(5/26付け)、離島の価値を再確認するなど、とても示唆にとんだ記事が多い。是非ご一読をお勧めします。
 
島の人が、こうした努力をしている一方で、電力会社など既得権にぶら下がる人々は、志しある第一次産業からの挑戦がいかにビジネスとして力を持っているかを、中々理解しない。
いや理解したとしても、もっと大きな意思のもとで原発誘致は進められ、覆す事が容易ならなくなっているのかもしれない。

しかし、過疎地とか第一次産業に対する見方を変え、世間一般の価値観に少しずつでも風穴を開けていく事で状況は変わりうるはずだ。
これからは、過疎地にこそ新しい価値が生まれ、そうした価値観がさらに新しい時代を切り開いていくと思う。
わたしも、これから「今こそ過疎地」「今こそ離島」と訴えてみようかなあ。
うちの実家のあたりも10年後には人口半減の予測が出ているらしいし・・・。

なんだかまとめに入ってしまった感があるのですが、
次回は、祝島で見かけた農業漁業に関することで、今回入れられなかった事を続けます。
 

祝島へ行った番外編  ヤバいぜ!なんと祝島にスマートグリッド構想!

2010-07-05 21:02:48 | 祝島へ行った
高城剛の本みたいなタイトルで、のっけから、おまえのそのテンションの方がヤベーだろと突っ込まれそうなんですけど、ホンッと超Cool!とか思ったんで、ってそれもちと古い?とか言われそうなアラフォーの私ですが、皆さんいかがおすごしでしょうか、ってそれはきっこの日記だろ、と一人突っ込みがうざい私ですが、本題に入ります。

私だけが無知なのかもしれませんが、今日、ツイッターのタイムラインで環境エネルギー政策研究所ISEP(@isepjapan)の飯田哲也さんらが祝島に太陽光発電のスマートグリッド構想を進めていることを知りました。

以下、飯田哲也さんとスマートグリッド開発などを行う慧通信技術工業の粟田隆央さんのやりとり引用。

<ツイッターから引用>
RT @Takao_Awata:まさにそんなイメージです。第1弾は全戸太陽光、可能な範囲で太陽熱、その後バイオガスなどへ展開予定。  @iidatetsunari 祝島は人口501人(2010年2月末現在)のうちご高齢の方が過半数のようですが、子々孫々と原料相場に影響されない電気料金と放射能の心配のない現実的な「スマートグリッド」を作りましょう!
<引用ここまで>

祝島スマートグリッド実現の資金として、現代の「講」的な市民出資を募るそうです。一般の金融機関が本来の地域振興の役割を果たしていない今、こうした志でつながる人々の出資を呼びかける動きを最近いろんなところで耳にします。善意が世の中に受け入れられ始めたというか、「偽善」という言葉に逃げ込んでいただけの現実主義者(良くない意味でね)も世の中の変化には抗えなくなってきているということですな。

にしても、あの祝島がスマートグリッドの島になったら、なんてかっちょいいんでしょうねえ!
自然と人と最先端技術が合体したすばらしい島。世界にも誇れる、21世紀の人間の生き方を提示する前線基地になりそうです。

もちろん、日本全国、地形も気候も違いますから、地域ごとにやれることは異なってくるとは思いますが、こうした祝島の動きをきっかけに、地方自らが、自分たちに合った地域の暮らし方を模索して行き始めたら最高ですね。
既得権益に縛られて動きの鈍い中央のお上なんてほっといて、地方と民間がガンガンやる時代になってきたぞって感じです。

ちょっと短いけど、今日は一旦ここでアップします。
続きは、今度こそ、祝島へ行ったその6を。