グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

日本シリーズのパブリック・ビューイング22000人に思う

2017年11月05日 | 日記
プロ野球日本シリーズは昨日の第6戦ソフトバンク・ホークスのサヨナラ勝ちでその幕を下ろした。
セ・リーグの3位から勝ち上がったDeNAベイスターズの活躍が印象に残ったがさらに印象的だったのが最終戦のパブリックビューイング観衆22000人という多さだった。
会場となった横浜スタジアムのスタンドはまるでこの場で試合が行われているような熱気だった。
現地に行けなかったベイスターズ・ファンもこれで完全燃焼できたのではないか。
それはそうとしてその対極にあるあのおぞましい事件が脳裏に浮かぶ。
人知れずSNSでつながる自死願望者と偽装ほう助者。
あらためて若者たちの中に巣食う自死願望を痛感せざるを得ない。
何が原因なのか、どう防止できるのか。
課題は広範にわたるが人命の生死にかかわることだから急務であることは間違いない。
SNSももう少し監視・監督を強化することが必要かもしれない。

首相の米ファーストドーター異例の厚遇に思う

2017年11月04日 | 日記
米国大統領の初来日に先立ち大統領の補佐官を務める長女が一足先に来日し都内で女性国際会議「WAW!」の講演をこなしていた。
なんとこのイベントの講師紹介役が首相だった。
その割に空席が目立ったのは気のせいか・・・。
首相は同時に「WAW!」が関わる女性起業支援基金に5千万ドル(約57億円)を拠出する旨の表明を行っていたがなかなかの大盤振る舞いだ。
これくらいの金額なら首相の一存で決断できるのだろうか・・・? ついつい韓国の元慰安婦対応の基金拠出額を思い起こしてしまった。
夜は夜でファーストドーターとの夕食会のアテンドというからこれはもう本当に異例の厚遇である。
ファーストレディでもこんなことはないのでは、と思ってしまう。
単なる大統領補佐官でもこんなことはないだろう。
「将を射んとする者はまず馬を射よ」という諺を連想してしまったがあまりの大芝居は往々にして観衆を白けさせてしまうので注意が必要だ。


日経平均株価22500円台に思う

2017年11月03日 | 日記
日経平均株価の昨日の引け値は22539円だった。
例の連騰日記録は一旦途絶えたがその後も上昇基調は変わらない。
選挙期間中に株価上昇はよくあることだが選挙が終わっても上昇を続けるということは海外を含め市場全体が現政権を信任したということだろう。
日銀総裁はそろそろ改選期を迎えるが物価上昇目標2%の未達にも関わらず、いやだからというべきか、続投に向けてやる気満々なのだから
金融超緩和政策は今後も続くと見たほうがよさそうだ。
マネー雑誌の株式評論家は、といえばこちらはもっと威勢がいい。
年末には25000円、18年には30000円が見渡せるという。
さらにオリンピック・イヤーとなる2020年には40000円、と多くが口を揃える。
こうなるともう完全にバブルの再来なのだが巷の景況感はイマイチだ。
1980年代は少なくとも世間全体が多少なりともバブルの恩恵に浴したように思うのだが・・・。
さてさて、格差是正はこれから進んでいくんだろうねぇ?

ロイヤルホストの「現金支払いお断り店」実験に思う

2017年11月02日 | 日記
外食大手のロイヤルホストが現金支払いお断りの店舗を実験的に開設するとのことだ。
来店客は店舗内のテーブルからタブレットを使って注文し支払いはクレジットカードか電子マネーに限られるということになるようだ。
話は飛躍するが筆者は昔からキャッシュレス信奉者でクレジットカードが今ほど普及していないときから利用しまくっていた。
それでも以前は「現金支払いのみ」の障壁があって婉曲に断られることもことも多かった。
それはそうだろう。
現金決済ほど確かな方法はないからねぇ、しかも手数料も発生しないし・・・。(笑)
そんな折に冒頭のようなニュースだから「いよいよ時代は来たか」という感じで受け止めている。
電子注文だって昨今回転寿司レストランでは一般的になりつつあるので意外とスムーズに受け入れられそうだ。
実験結果次第では飲食業界でキャッシュレスが一気に進展するのかもしれない。
成功すれば本当に斬新な店舗スタイルになると思う。

第4次安倍内閣の発足に思う

2017年11月01日 | 日記
本日開会される特別国会で首班指名があり第4次安倍内閣が発足の見通しである。
この第4次というネーミングだが若干違和感がある。(笑)
というのも閣僚は全て前回から留任、しかも前回の内閣は国会の冒頭解散で一度も出番がなかったはずだ。
ただ解散総選挙を挟んだだけで閣僚は誰一人変わっていない。
そのうち何人かはこれからデビューを果たすのに形の上では重任、もし今回入閣がなくとも閣僚経験者になる訳だ。
今でも前回の総選挙の大義や首相の解散権については議論百出である。
しかし済んだことはもう済んだことでいい。
首相をはじめ各閣僚は職責を果たすべくもう一度胸に手を当てて考えを巡らせてほしい。
そして全力で走ってほしい。
とにかく国難状態なのだから。(笑)
官僚を含め「忖度」とは一線を画して欲しいとも思う。
そうそう、今回の閣僚の中にはもともと入閣を望んでいなかった閣僚も含まれていたが再任されていた。
またしても「仕事人内閣」を自称するのであればこの辺りは手を入れるべきではなかったか。