昨日森永製菓、森永乳業の2社は経営統合に向けた検討を終了したと発表した。
この2社は数年前にも経営統合を協議していたが結局合意に至らなかった経緯がある。
もともと兄弟会社だしアイスクリームや乳化製品で競合するケースも増えてきた。
生産管理や物流等の合理化で得るところもあるのでは、と思われてきたがまたしても破談とは残念だ。
両社の株価は経営統合検討のニュースが流れた先月下旬以降いずれも上昇基調にあったことから市場はこの動きに好感したことは間違いない。
しかしながら、しかしながら、である。
結局何が経営統合の障害になったのだろう。
両社とも当面好業績が予想されているため敢えて経営統合の道は選ばず夫々の事業戦略を推進していけばいいということかもしれないが事業環境の一歩先は何があるかも分からない。
事業内容が似ているだけに経営シナジー効果も十分見込めるはずだ。
事業環境が悪くなってからの経営決断はどこかの電機メーカーの例ではないがジリ貧に陥る危険性を秘めていることもお忘れなきよう・・・。
この2社は数年前にも経営統合を協議していたが結局合意に至らなかった経緯がある。
もともと兄弟会社だしアイスクリームや乳化製品で競合するケースも増えてきた。
生産管理や物流等の合理化で得るところもあるのでは、と思われてきたがまたしても破談とは残念だ。
両社の株価は経営統合検討のニュースが流れた先月下旬以降いずれも上昇基調にあったことから市場はこの動きに好感したことは間違いない。
しかしながら、しかしながら、である。
結局何が経営統合の障害になったのだろう。
両社とも当面好業績が予想されているため敢えて経営統合の道は選ばず夫々の事業戦略を推進していけばいいということかもしれないが事業環境の一歩先は何があるかも分からない。
事業内容が似ているだけに経営シナジー効果も十分見込めるはずだ。
事業環境が悪くなってからの経営決断はどこかの電機メーカーの例ではないがジリ貧に陥る危険性を秘めていることもお忘れなきよう・・・。