悲惨なテロ事件が起きた直後ゆえ開催が危ぶまれたCOP21だったがかえって結束が高まったのか予定通りパリで始まった。
かってこれほど多くの参加国、首脳が参集したことがあったのだろうかと思ってしまうほどだ。
これで地球温暖化対策が前進すれば「災い転じて福と為す」ということになるかもしれない。
もしCOP21が成功裏に終わることができればこれはもうIS(イスラム国)のお蔭だといってもいい。
それほどCOPの動きは不調だった。
一方、COP会議の裏では有志連合やロシアの手でIS(イスラム国)空爆が進んでいる。
テロ首謀者たちはこの行く末をどこまで読んでいたのだろうか。
もっとも「全てはアラーの思し召し」という集団に「後悔」や「蹉跌」という言葉はないか・・・。