毎年新春恒例の行事として報道されている「三十三間堂の通し矢」に出向きました。
「大的(おおまと)全国大会」というのが正式名称で、弓道者の新年引き初めにあたり、晴れ着
姿の新成人女性が矢を放つ映像でお馴染みの行事です。
若い女性と触れ合うのは久しぶりで目の保養にもなりました。
会場の駐車場は空車待ちの車が列を為していたが、しばらく並んでいると係りの人がUターン
して関係者の駐車場に停めてくださいと指示あり、難なく駐車することができました。
拝観入口の前は、既に、溢れんばかりの人また人である。
振袖に袴を着けた若い女性の色とりどりの柄が華やかで、曇天にも関わらず気分が明るくなっ
てきます。白や黒の弓道着に袴を着けた若い男性達にも力強さを感じさせられる。
全国の大学の弓道部から参加した新成人達が集まっていると見受けられ、その家族らしき人達、観光客、
市内の中高年の人達…で、境内は埋め尽くされています。
射的競技者は新成人男子、女子、錬士・教士・範士の称号者で、弓道連盟のスタッフに見学者を含め約三
千名が、三十三間堂の西庭に設けられた特設射場周辺に集結してゆくのでありますが、人が多くて会場ま
では行けませんでした。
この日は、その本堂で同時に執り行われているのが、三十三間堂のメインイベントであった。
初観音の縁日にあたり、「楊枝浄水供結願大法要(やなぎのお加持)」が施されていました。
このお加持を受けると頭痛が治るご利益があると言われ、通称三十三間堂の別名は「頭痛山平癒寺」と呼
ばれている。
本堂を歩き、浄水を受け、これで無病息災になるのかな?と思い皆に並んでお受けしました。
弓道場周辺は順番待ちの人、人、人でシャッターを押しながら人混みに揉まれて1時間あまり堪能しました