「三方よし」近江商人の到達した商いの精神
「売り手よし、買い手よし、世間によし」すなわち三方よし
その意味は商いというものは、売り手も買い手も適正な利益を得て満足する取引でなくてはならない
そして、その取引が地域社会全体の幸福につながらなくてはならないという、近江商人が到達した
共存共栄の精神を表しています。昨今、携帯電話メーカーも競って値下げに踏み切りました。世界的にも
日本の携帯電話料金はずば抜けて高く、上記精神に反しています。「三方よし」精神を見習ってコロナ禍の折
社会が蹲っているので明るい話題で精進しましょう。
五箇荘は古くから近江商人発祥の地として栄えた街並みです。
湖東平野のほぼ中央に位置し、古くから中山道の要衝として栄えた 特に金堂地区は
江戸時代後期から昭和にかけて多くの近江商人を輩出した場所です。
その財力は自らの屋敷に白壁と舟板塀など和風建築を取り入れただけでなく、弘誓寺(ぐぜいじ)や大城神社など
見るべき社寺建築を残した。
道路沿いにある水路には錦鯉も泳ぎ、趣を添えている。
コロナ禍の折、一人静かに訪れてもるのも良いかもしれません。