私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






春休みスタートと言われても、もう学年末テストを終えてから、
約2週間経ち、その期間から、春休みのつもりで、
過ごしていた方がほとんどだとは思いますが、
一昨日、昨日から春休みがスタートしています。


いかがでしょうか。


学年末テストから2週間で、生活リズムが狂ってくると、
これからの2週間は怠惰な生活をおくりがちになります。


耳に痛いとは思いますが、すでに夜更かし・朝寝坊を連発していませんか。


この時期に、親御さんがうるさく言う事はまずありません。


そして、仮に言われても、皆さん自身、胸を張って言えるでしょう。


それでも(怠惰な生活を送っても)、進級・進学が決定している。

次学年の教科書・問題集をまだもらっていないから、予習できない。

今学年の成績をひっくり返せるわけでもないのに、復習するなんて意味がない、時間の無駄。

いいじゃないか、1年間頑張ったんだから、春休みくらい、自分の自由に、好きにさせてくれ。


そういったことの根底にあるのが、
「今学年での勉強は全て終わった」「次学年での勉強(授業)はまだ始まっていない」。


来週にも似たようなこと書きますが、この中途半端に思える空白期間となりうるのが、
この春休みという期間だと思います。


受験などを控える方は、まだそれでも約一年後、二年後を見据えての
行動が起こせると思いますが、中高一貫校生は、まずもって、この春休み、
予習はもちろんのこと、復習すら、もっとひどい書き方をすると、宿題はもちろん、
勉強という行為、机に向かう、ペンを持つということすらしないとなってしまうでしょう。


「今学年での勉強は全て終わった」「次学年での勉強(授業)はまだ始まっていない」の
意識を持っている限り、それを証明するかのような言い訳を次々と思いつくでしょう。


中学、高校のそれぞれの“進級時”は、それで、なんとかなる、なんとかしたからの
自信があってのことだと思いますが、中学から高校への“進学時”に、
そう思っていると、その後の高校時代は、テストの点数・成績をもらう度に、
先生からは無言の圧力を、親御さんからは四六時中、常に言われる圧力を、
受けることになることを忠告しておきます。


進学が決定していると、そのことが、全ての免罪符、それこそ黄門様の印籠の如く、
何でもひっくり返せるように思っているかもしれません。


それくらいの自信を持つことでしょう。


特にギリギリうまく進学した。何だ世の中、チョロイじゃん。
高校もこうやって、ギリギリやっていけば、大学までエスカレーターで進めるんだろう。


内部進学者の方の多くはこう思い、そして実際に先輩達もそうやって進学できていると
「思い込んで」勘違いしている方が多いです。


現実を言いましょう。 “そう”思っている方の中で、“結果”が出せない方から、
大学進学への道はもちろんのこと、進級すら、難しいことになります。


大体、クラスで5%くらいの方が、毎年進級できない、
10~15%ぐらいの方が大学進学できないと思って下さい。


30~40人クラスの場合、2人くらいが進級できず、
3~6人が“大学への内部進学”できないと見て下さい。


ほとんどの学校で、大学進学者(内部)の数を発表していると思いますので、
その数と、在校生との数を比較して下さい。


ここで、勘違いされるのが、他校受験で、有名国公立・私立大学への「合格者」数と
大学進学者(内部)の数を足すと、在校生の人数とほぼ一致する、あるいは超えるので、
なんだ、在校生の“ほとんど”全員が大学進学できていると勘違いすることです。


失礼ながら、どの学校でもそうですが、他校受験の「合格者」数は、水増しされたもの、
つまり、優秀な方が、何校も受けて、「合格」実績を上げているものです。


だから、他校受験の「合格者」数として記載しているわけです。


他校への「進学者」数は、その数よりも下回ります。


ですので、大学への内部進学の数と、在校生の数を差し引いた生徒数を、
進級・進学できない人数として、多少多めに見積もるくらいが、宜しいでしょう。


そうなった時、自分がクラスで何番くらいか、周りの友達との点数・成績を見比べて、
気になってくると思います。


実際は、私立校・中高一貫校の多く学校が“絶対評価”ですので、
クラス内、学年内の「順位」はあまり関係ないのですが、
関係ないからといって、全く無視していると、自分を客観的に見ることができず、
危機感無く過ごしてしまいますので、注意して下さい。


さて、“まだ”こんな現実は、「なってみるまでわからない」ことですので、
考える意味がないことかもしれませんが、「そうなる」可能性を
出来る限り、減らしておきたいと思うのであれば、この春休み、やることが出てくると思います。


高校入って、最初の「平常点」となりうる、春休みの宿題を、字も丁寧に書いて、
「完璧」にして、高校の先生に褒められるくらいのものにして、「平常点」を稼いでおく。


教科書などもらっていたら、単語帳や重要単語まとめなど、「後々」面倒になる作業、
でもテスト前にあったら使えるツールになるものを作る作業を、
時間のある今、一学期分でもやってみる。


教科書や問題集を見て、中学時代の教科書・問題集と見比べて、
中学時代に習ったところで、出ている部分があれば、
もう一度、中学時代の教科書・問題集を復習しておく。


などなど。


事前に動けることはたくさんあると思います。


この春休み、
「今学年での勉強は全て終わった」「次学年での勉強(授業)はまだ始まっていない」の
一点張りで、過ごされるのも構いませんが、そのことが、後々の悲劇、後悔を招くことの
ないようにしておくことをオススメします。


2年生、3年生になる在校生は、「こんなこと」、もうわかっていることでしょうから、
「やらないとどうなるか」も、わかっているでしょう。


そして、わかっていての、その言動・態度・姿勢は、どういう結果をもたらし、
そしてどう責任を取らされるかも、「知っている」はずですから、
“覚悟”されてのことだと思います。


特に3年生になる、“今”まだ、2年生の方は、その責任・覚悟というのには、
「進学」の二文字がかかっているということを、自覚しておいて下さい。


勉強・教育に関して、時代はまた、厳しくなりつつあります。


去年まで、前の学年まで、極端に言えば、昨日まで助けてくれた、助かっていたことが
無くなることは大いにあります。


この春休み、そのことを知って、覚悟して、わかった上での行動をすることを
オススメします。


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