![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/ea/b24b945e1b0968669f18e833f4d0a6b0.jpg) 栄冠ゼミ (著)、220円(税込) 私立校・中高一貫校生の春休みの勉強の仕方』を紹介
そろそろ、反省の色も薄くなって、すっきりすっかり忘れ去られた頃だと
思いますので釘をささせて頂きます。
面談時、担任の先生から、このまま行けば進学・進級・卒業に、
特に問題もなく、大丈夫でしょうと太鼓判を押されたのであれば、
問題ない、大丈夫かと思います。
しかし、問題を指摘され、
今学年の担任の先生から“最後のアドバイス”を受けた方は、
もう一度、先生の言葉を思い出して下さい。
中学校以降の学校の先生は、小学校時代のように、
先生個人の「感想」や「意見」、「アドバイス」を言っているわけではありません。
皆さんの学力の推移、テスト・成績の点数を、“データ”を、
「進学・進級要綱」に基づいて、比較検討した結果、
『“このまま”では進級・進学できません』あるいは『卒業すら危うい』という
“勧告”“忠告”を行っております。
そして、少し嫌味な言い方をすれば、学校側からの「責任逃れ」のために、
業務的な、事務的な“勧告”“忠告”をしています。
これによって、皆さんは「知らなかった」「聞いていなかった」は言えなくなります。
もし面談等なく、成績不振者を呼び出しもせずに、最後の最後、結果だけを
通告して、終了となれば、パワハラだ、差別だと騒ぎ立てられるでしょう。
ところが、この面談の時、第三者である親御さんも含めて、
確実に、言っており、知らしているわけですから、
皆さんはもう言い訳はもちろんのことですが、
文句や愚痴の一つも言えない状況になっています。
こういった作業が「確認」作業となります。
皆さんがどう思った、どう願った、どう考えたかは、学校の先生にとって関係ありません。
一年間の結果、データをもとにした、現時点での「事実」、
そして予想されるこれからの「未来」を通告し、互いに共通認識を持ったという
確認をしたことになっています。
こうなると、“それ”を無視した、聞き入れなかった、理解しなかった側が、
圧倒的に「悪」とされ、最終的に「自己責任」で切って捨てられても仕方なしとなります。
情報化・記録化が進めば進むほど、この傾向はより厳しく、より強く、
出てくることになると懸念しております。
昔はそういった情報・記録が若干曖昧な部分があったので、本当に一発逆転、
ギリギリの瀬戸際で押し返して、土俵に残ったということがありましたが、
今はそれこそ写真判定や、人間の感覚ではなく機械のセンサーで検知するくらいの
詳細な判定が行われるかのように、コンマ1点のレベルで、判断されるようになってきています。
これにより、救われる人も出てきますが、救われない方が一切合切、何をどうしても
決して救われない厳しさも含まれるようになってしまったかと思われます。
私個人的には、人はいつどこで、どのタイミングで生まれ変わったかのように、
良くなるかわからないのだから、あまり過去のデータばかりで判断するのは
どうかと思います。
しかし、その考えですと、コツコツと頑張ってきた方が否定される反面を持ってしまうので、
過去のデータもまた、大事な評価の一つだという矛盾が生じてしまうわけですが。
情報化・記録化が進む今は、過去のデータによって、人を判断するのが
時代の流れなのかもしれません。
そうなると、後はどれだけ早く、どれだけ正確に、“気付く”かが問題になってくると思います。
学校の先生は、皆さんのテストの点数・成績、平常点から普段の学校生活における
「データ」を持っています。
その「データ」を知っている先生が、毎回の面談で、言っていることがどれだけ大事なことか、
そして、現時点での「事実」を、予想されるこれからの「未来」を、いかに教えてくれているか、
そのことを素直に聞き入れ、早く気付き、考え、改善・改良する「行動」を起こさないと、
進級・進学はもちろんのことですが、「卒業」すら危ういことになってしまいます。
先ほども書きましたが、今後はこの傾向がより厳しく、より強く出てくることを考えると、
“たかだか”“ごとき”と思っている学校の勉強・知識において、
できない・やれない・やらないを示すことは、いかに危ういかわかると思います。
“その”できない・やれない・やらないという、「データ」が残ってしまい、
その評価に縛られ続けることになってしまう、なんてことになってしまいます。
世の中全体の意識が、そうなった時、私は怖いと感じます。
すでにインターネットなどの世界では、やたらと「学歴」にこだわる考えが
出てきているように思います。
そうなると、●●大学レベル以上の大学を出ていないと、
どこどこの業界、どこどこの会社には就職できないなど、
選択肢が狭まるかのように、なってしまうのではないか。
もう“なってきている”かもしれませんが、それがどんどん加速していくと、
上記したように「救われない方が一切合切、何をどうしても決して救われない」という
厳しい社会になってしまうのではないかと懸念しております。
話が壮大な空想話になってしまいましたが、
学生の皆さんが、そこまでのことを考えて悲観する必要はありません。
今は、ただ、目の前の問題を解決していけるように、
まずは、学校の先生に面談時に、「言われたこと」をよく思い出し、
それをクリアする、解決するにはどうするか、どうしろと言われたか、
そのことを、素直に聞き入れ、早く気付けるようにしましょう。
授業をしっかり聞き、ノートを取り、宿題もきちんとやって、
テストで点数が取れずに悩んでいる生徒を見捨てる先生はおりません。
しかしまた、授業を聞かない、ノートを取らない、宿題を出さないで、
テストで点数が取れない、それでも進学・進級させろ、自分にはその権利があるという生徒を、
学校が、学校の先生が、相手にしてくれることもありません。
こういったことを、早くに気付いて、うまく対応できるように、
しておくことをオススメします。
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