私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






学校によってはもう一週ほど伸びるかもしれませんが、
多くの学校が3週間後の12月3日の週に、期末テストを
迎えると思います。


となれば、今日から3週間の授業で、期末テストを迎えることになります。


英語や数学などの教科は、週に5~7コマと授業数が多いので、
まだまだ先が読めないかもしれませんが、週に2~3コマの
理科・社会系の科目に関しては、ある程度の目途が立てられると思います。


もっとも、一学期から二学期中間テストまで、4月に渡されている
学習指導要領やシラバス“通り”に進んでいるようであれば、
期末テストまでも、『予定』通り進めてくることになります。


そうなれば、もうテスト範囲は“事前に”わかっているわけですから、
『やってこない』『やってない』『やらない』ほうが『悪い』と
評価されることになります。


今年度以降、これは高校、大学と進むにつれて、より厳しく、
“そう”なっていくと思われます。


そして、さらに、情報化が進む社会、世界においては、
社会に出てからも、会社に入ってからも、“そう”なっていくことに
なるでしょう。


今までは、そうした予定や計画を立てても、なかなか進まない、
思い通りにいかないことに寛容な社会、世界でしたが、
今後は、『事前に』取り交わした“約束”を守らないことに対して、
厳しいペナルティが課せられることになると思います。


しかし、その『約束』の期限、締め切りまでの『時間』の使い方や、
やり方、進め方に関しては、『自由』に、『自主性』に任せることになり、
“その代わり”に、『結果』に対しての『自己責任』は厳しく重くなって、
追い込まれることになっていくことでしょう。


私立校・中高一貫校での進級・進学問題は、そして各学年、各学期の定期テスト、成績、
さらには、日々の授業、勉強、宿題などに関しても、そうした傾向に一気に
進む場合、『やらない』方はもちろんのことですが、『できない』で苦しんでいる、
悩んでいる方に対しても、同等の『罰』としての、審査・評価が下されることになります。


“まだ”幼い考え、生き方をする子供たちに、無限の可能性や未来、将来を謳い、
自由や自主性に“任せる”とするこの傾向は、今後受け入れなければならないと同時に、
親御さん、ご家庭での、教育、躾けが、重大な責任事項となってくることになります。


それは会社での上司と部下さながらのマネジメントとなっていくと思いますが、
これもまた『やらない』方はもちろんのこと、『出来ない』と嘆き、苦しみ、
悩まれようが、『責任』が付きまとっていくことになるでしょう。


そして、日本の企業同様、簡単に部下を解雇にすることが出来ないように、
親子の関係は、一生続いていくことが、さらに親御さん、ご家庭の方をも、
苦しめていくことになっていくと思います。


すでに、私立校・中高一貫校で、進級・進学出来ないことが決定した方、
そして、その親御さん、ご家庭の方は、このことを“今”まさに、
悩まれて、自己責任を感じられていることでしょうが、こうしている間にも、
自分の、そしてお子さんの『管理能力』を問われていることになります。


数年前から、企業などにおいて、『管理能力』『マネジメント』などが
問題にされてきておりますが、それが家庭レベル、教育レベルにまで、
発展してきているのが現状です。


特に私立校・中高一貫校は、それが顕著に出てきているように思えます。


今や、私立校・中高一貫校に限らず、大学などの教育機関などでも、
『指導・教育』の場というよりも、『審査・評価』の場になってきています。


というよりも、その二つを、“切り離して”考えられるようになってきていると
思われます。


『指導・教育』の場は、部活動やカウンセリング、ホームルームなど“だけ”で行われ、
授業や勉強、テスト、成績などにおいては、『審査・評価』の場としての面を
色濃く、前面に押し出し、冷静に、客観的に、『審査・評価』“だけ”を行う場に
しているように思われます。


しかし、これを悪くいうつもりはなく、こうした傾向になっていけばいくほど、
授業や勉強、テスト、成績などにおいて、パワハラや強制などが減り、
子供たちが、自由に、伸び伸びと、自主的に、学べる場となっています。


“ただ”その自由、自主性に対して、『自己責任』は非常に重くなることに対して、
親御さん、ご家庭の方が、どこまで深く考えられているかが問題だと思います。


親御さん、ご家庭の方の世代の教育は、“多少”の不自由、強制があったがために、
うるさく勉強しろ、宿題を出せ、このままだと進級・進学出来ないぞ、わかっているのか、
と言われてきたことに耐えて、『結局』は、『そうは言って』も、
進級・進学が許されてきた、与えられてきた時代だったと思います。


うるさい説教に耐えていれば、そこそこの温情、忖度をしてもらい、
3年間を“耐えて”、最悪でも『卒業』はさせてもらえたということが、
多かったと思います。


今後は、これが一切無くなり、授業や勉強、テスト、成績などの『結果』が、
データ上の管理となった場合、『審査・評価』に温情や忖度などは期待できなくなりますので、
気を付けて下さい。


それこそ、大変失礼ながら、親御さん、ご家庭の、『管理能力』『マネジメント』の、
『結果』ですので、自己責任ということで、学校を辞めて頂くか、転校して頂くかと、
迫られることになるかもしれません。


話が大分脱線しましたが、情報化が進み、“事前に”計画・予定されていることを
“伝えられている”にも関わらず、『やらない』はもちろんのことですが、
『できない』ことに関しても、今後は厳しく罰せられる世の中になっていくことが
懸念されます。


私立校・中高一貫校の進級・進学問題が、よりこの傾向に近づいていくようになった時、
救われなくなる方が増えていかないことを祈ります。


すでに、救われなかった、進級・進学出来なかったという方もいるとは思いますが、
これから先の、期末テストにおいて、“そう”ならないためにも、
事前に言われている、伝えられていることに対して、事前にやる、
少なくとも締め切りまでには“絶対”に終わらせる、間に合わせるように
しておくことをオススメします。


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