2020年3月4日のブログ記事一覧-私立校・中高一貫校生専門アルファ

無駄になる勉強はない

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2020-03-04 12:03:13

私立校・中高一貫校生　学年末テストの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、330円(税込)　私立校・中高一貫校生の学年末テストの勉強の仕方を紹介

人生訓のようなタイトルを書きましたが、
小中高の『学校の勉強』において、
学業の道を進みたいのであれば、
この言葉は、事実となります。

高校までに習う勉強は、小中時代に習ったことを
より専門的に、詳細に、習うことであり、
全く初めて、見たことも無いことを、
習うわけではありません。

極端にいえば、もし仮に、教科書に書いている
言葉・文字が『読めない』というのであれば、
それはある意味、『初めて』見る記号であり、
それを理解しようとするとなると、
まずその記号、暗号を読み解かないと、
書いてある内容を理解することなど
出来ないでしょう。

しかし、高校までに習うことは、全て、
今まで習ってきた日本語、漢字、外来語で、
きちんと、『初学者』にも、わかりやすく
書いてあります。

ですから、『ソレ』が読めない、わからないのは、
『ソレ』を理解するまでの勉強が、知識が、
どこかで、抜けているということになります。

昨今、こうした基礎知識、基礎学力が、
抜け落ちたまま、高校まで押し上げられて
しまう方が、高校からの勉強についていけなく
なっていくことが多くなっています。

失礼ながら、小学校から大学までの付属校の場合、
中学においても、その傾向が見られる方が
出てきています。

学校教育のシステム上、『遅れ』を取った方、
基礎学力、基礎知識が身についていない方に、
“合わせて”授業を進めるわけにいかず、
一定数の方が学び、理解できる進度で、
授業を、勉強を進めていくことになります。

特に、授業、勉強の進度が早く、質が高く、
量が多い、私立校・中高一貫校は、
顕著にその傾向が出てしまいます。

ですので、私立校・中高一貫校で、
落ちこぼれると、這い上がるのが
難しいとなります。

そのことに気付くのが遅れれば遅れるほど、
対応・対策も難しくなり、通っている学校での
進級・進学だけでなく、修学、学習そのものが、
問題になってくることになります。

そして、そのことに気付いた後の、
『残り期間・時間』と、『機会』が、
少ないほど、その危険性は高まって
いくことになります。

今回のような未曽有の惨事で、
特別措置を取られるかどうかも、
関わってくることですが、
通常であれば、２年９か月の
期間内で、８回の成績、
１４～１６回の定期テストという
有限の『機会』の中で、
進級・進学に問題無いという結果を
記録出来なければ、進級・進学出来ない
ことになります。

かつての私立校・中高一貫校生は、
その『ギリギリ』を『崖際』で
綱渡り出来ている方が多かったですが、
今は極端に落ち込み、
『崖際』『綱渡り』というよりも、
『崖の中腹』で『命綱一つ』で、
宙ぶらりんになっている方が
多くなってきています。

その命綱が、上記した成績、点数の
機会の数だけ、徐々にほつれていき、
最後の糸が切れた時、まっさかまに
谷底へと落ちていくことになります。

そこまでの危機感をもって、
勉強しましょうというつもりはありませんが、
あまりにも、通っている学校での、授業、勉強の
レベルと、自分の学力がかけ離れてしまうと、
一気にそうした結果になると、覚悟しておいて
下さい。

無理をしてまで、通っている学校に
しがみつくことが幸せかどうかの
禅問答となるかもしれませんが、
通っている学校での進級・進学もそうですが、
高校・大学へと、学業の道へと、
進みたいというのであれば、
最低限、『学校の勉強』を、
身につけておくことをオススメします。