私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






教育関係者の立場でこう言うのは、
問題があるかもしれませんが、
基本的に、世渡り上手、要領の良い、
私立校・中高一貫校生は、各学期
各定期テストにおいて、点数、成績を
取ってさえしまえば、『勉強終了』、
つまり、極端に言ってしまえば、
各学年、各学期で学んだことを、
すっきり『忘れて』しまっても、
次学年、次学期において、
『思いだせれば』、その間、
どんなに勉強しなくても、
許されることになります。


そういった意味で、私立校・中高一貫校生は、
『自由』であり、『自主性』を認められている
と言えます。


さらに高校・大学と付属とあれば、
高校・大学への内部進学まで
与えられる、許される、認められる
となります。


この二点において、勘違いされるのが、
私立校・中高一貫校に『入学』さえ
してしまえば、後は『楽になる』だと
思います。


これだけを見れば、“比較的”楽に、
そして、自由に、時間を使え、
『受験勉強』という苦労をしないで、
高校・大学進学という『道』『進路』、
さらには将来・未来が約束されたように
思われることでしょう。


私立校・中高一貫校を受験した方、あるいは、
入学させた親御さん、ご家庭の方の認識としても、
少なからず、こういった思惑があった、あるいは、
今、この時期になってまでも、そう思っていると
思います。


さすがに、昨年の12月までに、
『内部進学』出来なかった方、
あるいは、今月までに、
進級・進学出来ないことが決まった方は、
“そんなこと”夢物語だったと、
『なってみてわかった』ことでしょう。


実際に、7~8割、多い学校でも、
9割ぐらいの方が、進級・進学出来るので、
それは、『間違いではない』といえますが、
進級・進学出来ないことが決まった方にとっては、
もっと早くに、そうではないということを、
教えてくれれば良かったのにとなります。


うるさく書いておりますが、記録される結果、
定期テストの点数、平常点、それらから、
評価される『成績』によって、進級・進学が
決まる私立校・中高一貫校において、
進級・進学要綱、基準、条件が、
『絶対的』なものとなります。


自由、自主性に任せるのだから、
それらを無視して、自分の個性を、
自分だけ特例を、許せ、与えろ、
進級・進学させろということが、
『許されない』ことになります。


仮に『許されて』しまった、つまり、
温情で、進級・進学したとしても、
学年が上がる度に、それも高校・大学と
進学出来てしまった後に、
より苦しむことになります。


実力、学力が見合ってない環境に、
身を置き、屈辱的な差別的な
審査・評価を付けられ続ける
ことになります。


そうして、最終的には、退学まで
追い込まれることになります。


というよりも、いつまでも
しがみついても、より不幸、
地獄となるので、別の選択を
勧められることになります。


どちらが幸せかはわかりませんが、
いずれにしても、私立校・中高一貫校で、
高校・大学で、進級・進学していくには、
進級・進学要綱、基準、条件を満たすこと、
その成績を取るための学力、実力があることが、
求められることになります。


自分だけは、それをしないでも、
やらないでも、許される、与えられる
となりたければ、勉強以外のもので、
審査・評価される、それ相応の、
結果を、実力を示さなければなりません。


間違っても、3年間休まず、
部活動を頑張りました、
好きなゲームを何百時間、
何千時間やりました、
『程度』の『結果』では、
ありませんので、気を付けて下さい。


こう、改めて書かれると、
そんなのは当たり前でしょう、
馬鹿じゃないんだから、
そんなことはわかっていると
言われる、思われる方が多いですが、
そうはわかっていても、そう願っている、
そう望んでいるかのような言動、態度、
姿勢を示す、あるいは、その『程度』の
『結果』で、上記したように、
進級・進学を許せ、与えろ、認めろと
なっていく方は少なくありません。


『昨年の12月』に、そうなった諸先輩、
同級生を見ていると思いますが、
このことは、私立校・中高一貫校に限らず、
高校・大学という教育機関に在籍している限り、
それもより上位の学校であればあるほど、
厳しくなっていきます。


その意識を持たずに、
私立校・中高一貫校だから、
中学・高校へと内部進学が
許されたから、
受験で合格できたから、
その先も、進路が、将来・未来が、
『与えられる』『許される』
『楽できる』わけではありません。


私立校・中高一貫校で、付属校で、
比較的“楽”できるのは、
受験をしなくても、内部進学出来ること、
受験勉強の時間分だけ、他のことが
出来る時間と機会が与えられていることです。


勉強しなくていい、楽に進学が出来る、
わけではありません。


そのことを、よく考えて、
今学年の成績、次学年以降の
進路を、どうしたいのか、また、
そのために、どうするのか、
考え直しておくことをオススメします。



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