私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。







中間テストを終えてから、あっという間に迎えた
この期末テストも、今日、明日で終わる学校が
多いと思います。


これで、もうこの今学年一学期の『機会』は無くなります。


ここから先、もう一度やり直させてほしい、
もう一回受けさせてほしいということは出来ません。


いやいや、もうこんなこと(勉強、テスト)なんて、
二度と経験したくない、やりたくない、さっさと
次を迎えて、終わらせて、進学を決めて、楽したいと
いう方も多いかと思いますが、記録される結果で、
合否が決まるシステム、そして、積み重ねの努力、
知識、学力、知力が問われる学問としての本質が、
厳しい現実、事実、結果、数字で知らしめされた時、
出来ることならやり直させてほしいとなるでしょう。


5カ月後に、進学の合否が決まる三年生の中には、
今回の結果で、そう思わされる方も増えてくると
思います。


それでも、まだ、最後の機会として二学期、
中間テスト、期末テストが残っていることが
希望、救いとなり、“諦めきれない”思い、気持ちが
芽生えてくるとは思いますが。


さて、そんな三年生とは打って変わって、
今回が初めての学期、テストだった
新入生の1年生は、そこまで深刻に考える人は
いないと思いますが、『思ったよりは』
あるいは、『思った以上に』自分の理想とは、
かけ離れた結果となった方は少なくないと
思います。


それは、間違いなく、
私立校・中高一貫校の中学、高校での『洗礼』であり、
その『思った』『思い描いた』こと・ものとの
ギャップがここから先、拡がらないようにするためにも、
よく考えておくことをオススメします。


今回は、今学期は、油断した、失敗した、
その『原因』は何だったのか、そして、
次はどうするのか、この夏休みはどうするのか、
軌道修正し、対応・対策していかないと、
ずるずると点数を、成績を落としていき、
最終的には、上記した三年生のように、
追い込まれてしまうことになります。


もう、わかったと思いますが、
『もう』学年TOPの成績上位者に
なることは難しいです。


各学期で、成績上位になることは出来るかもしれませんが、
学年トータルの成績としては、成績上位を目指す機会を
失ったことになります。


そうなると、次に出来るのは、成績中位をどう保つのか、
その中位の中でも上位に上げるにはどうするべきか、
そして、成績下位にならないために最低限どうしていくべきか。


多くの方は、この対応・対策を模索しながらも、
点数、成績を保って、進学の権利を獲得することに
なります。


まぁ、失礼ながら、(どんな)高校・大学(学部学科)にでも、
『行ければ(進学出来れば)いいや』というのであれば、
選択肢(進学先)を選ばなければ(実際には選べないのですが)、
その状態・状況でも行く(進学する)ことは出来ます。


ただ、そんな気持ち、考えで、進学した先で、
頑張れるか、道を切り開けるかは、厳しくなることが
予想されます。


それでも、高校・大学に行ければいいという考え、生き方、
過ごし方もあるかと思いますので、今は、うるさくは言いませんが、
一点だけ、忠告として、こういったことの選択においても、
後々になって、やっぱりああしたい、こうしたいという
希望が出てきても、『過去の記録』によって、
出来ない、許されないということになることが
ありますので、気を付けて下さい。


進学出来ない絶望や悲劇、不幸ほどには
感じられないとは思いますが、
自分が希望しても、出来ない、許されないという
閉塞感や不自由感を感じることになるでしょう。


その時には、また、もう一度、記録される結果で、
合否が決まるシステムのことを、よく考えて、
次はどうするか、どう行動していくか、
決意することをオススメします。


さて、今回で、本当に、私立校・中高一貫校の
中学校、高校のかなり厳しい『洗礼』を受けた方は、
厳しい言い方になりますが、『落ちこぼれ候補生』としての
レッテルを張られた、学校・先生に目をつけられたと
いうことになります。


昨今は問題行動を起こして、停学、退学となる方は
減ってきているように思えますが、純粋に『学力』で、
その『結果』で、事実上、退学(他校転校、受験)に
追い込まれているように、知らしめされる方が
極端になってきています。


始業時にも書きましたが、この一学期、
特に一年次一学期において、
複数教科で、不合格、成績1・2という
『結果』を『記録』され、呼び出し・面談で、
成績で示された場合、学校・先生からの
強い意思・意図(忠告)を感じ取らないと、
好き勝手にやっていくのはもちろんのこと、
進級・進学の権利もはく奪されることになります。


もうこの一学期の結果は、仕方ないことかもしれませんが、
今後の結果は、“その”『結果』を示された上で、
記録されていくことになりますので、
『改善』されていないと、見なされ続けると、
三年次二学期を待たずに、肩を叩かれる、
他校転校を強く勧められることになります。


実際には、“そう”なっても、
“そこまで”追い込まれて、見放されかけても、
多くの方が、そのまま通い続ける意思を示されますが、
そこからの軌道修正が年々うまくいかなくなって
きているように思います。


学校・先生側が厳しくなってきているのか、
ご家庭・生徒側がタカをくくりすぎているのか、
(私立校・中高一貫校での勉強のことを)
甘く軽く見積もりすぎているのか、あるいは、
その両方が極端になってきているのか、
わかりませんが、『記録』される『結果』で
合否が決まるシステムにおいては、
審査・評価をつける側、つまり学校・先生が
有利、優位な立場になります。


そのような、不利な状況・状態にまで、
追い込まれることのないように、
ここから先、残り『時間』と『機会』を
大事にして、『結果』を出しておくことを
オススメします。



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