私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






まだ早いよと突っこまれる方は、おそらく
テスト日程の確認が出来ていない方でしょう。


え、もうかと思われた方は、テスト日程を
知っている・わかっているものの、
気持ちや覚悟の上で、何とかなるとタカを
くくっていると思います。


来週一週間を過ごしたら、ほとんどの方が、
一学期中間テスト一週間前、二週間前を
迎えることになります。


来週末になって、宿題が終わっていない、
さらに追加で出された宿題を対応しなければならない、
ノートはまだ書き写していない、抜けがある、
単語帳や暗記表などのテスト勉強のツールが出来ていない、
などで、慌ててみたものの、学校行事や部活動が
忙しくなってきていて、『やろうとは思った』で、
済まされることになると思います。


それでも、この一学期中間テストは比較的簡単、楽な
単元、範囲だったりするので、『何となく』でも、
合格点、平均点を取ってしまい、『何とかなった』という
経験をされることでしょう。


その経験から、一ヵ月後、すぐにやってくる
期末テストも、『同じ対応』で、何とかなると思う、
そして、その期末テストもギリギリで
何とかなってしまうと、もう夏休みなどに、
『復習しておきましょう』『予習しておきましょう』と
“説教”しても、念仏となってしまうことでしょう。


この一学期、一番最悪ともいえるのが、
この『何とかなった』経験だと思います。


それを夏休み、二学期と引きずり、
二学期中間テストから急下降して、
さらに期末テストで、絶望的な点数を取ってしまうと、
一学期に貯金が無ければ、もうその時点で、
ほぼアウトということになります。


三学期に、心を入れ替えて、平常点は満点、
テストの点数は90点以上の高得点を取るくらいの
ことをしなければ、まず『今学年の成績』は、
二学期時点で出た成績より、『良くなる』ことは
ありません。


つまり、二学期の時点で、成績1や2といった
結果だった場合、三学期の成績が出る前に、
『今学年の成績』が、成績1や2とほぼ決定することに
なります。


特に昨今は、この三学期でギリギリ『挽回』、
進級・進学への逆転劇となった方は見られません。


順当に、二学期の成績通りに、学年の成績が
付けられるようになっています。


こう書くと、じゃあ、三学期にテストや成績を付ける
意味がないように感じられると思いますが、
逆転劇が無くなってきた最近では、
『その通りです』と言うしかありません。


『記録』された『結果』の積み重ねによって、
評価が決まるシステム上、ある一定ラインを超えてしまうと、
残りの学期、テスト、成績の『結果』に関わらず、
もう全体としての『評価』は決定してしまうことになります。


昨年度もそうでしたが、今年度も、さらには次年度以降も、
どこまで学校・先生が、温情を与えてくれるか、あるいは、
足切りをしてくるかによって、そのボーダーラインが、
決まることになります。


2020年度の教育改革のことを考えると、
そのボーダーラインを『下げてくる』
学校・先生は少ないと思いますが、
これは『なってみないとわからない』ことですから、
『なってみてからわかった』で、済ますしかないことに
なるでしょう。


ただ、今年度以降、その『なってみてからわかった』で、
取らされる『自己責任』は、計り知れないものとなりますので、
気を付けて下さい。


昨日の宿題の話に引き続き、壮大な話に繋げましたが、
この一学期中間テストもそうですが、そのテストを受ける前、
つまり今からの、勉強に対する言動、態度、姿勢が、
年々問われるようになってきていると思います。


数年前までは、一学期の失敗くらい、
夏休みにちょっとやれば、要領を掴めば、
二学期で十分挽回できると言えたものですが、
昨今の授業の進度、難易度、宿題の量と、
学校行事や部活動の忙しさなどを考えると、
あまり楽観視出来なくなってきているように思えます。


特に一年生はこの一学期で、『選別』されるかのように、
『わかりやすい』格差で、成績をつけられることになると
思います。


複数教科において、最低評価を受けている場合、
それは学校・先生側からの『脅迫』にも似た警告に
なっている可能性があります。


貴方の学力及び勉強に対する言動、態度、姿勢は、
当校の学生として相応しくない。


そんなことを実際に口にする学校・先生はいませんが、
『そう』示しているかのような『記録』を付けられてしまうと、
後は親御さん、ご家庭の方に向けて、
進級・進学が出来ないことが『わかりやすくなるまで』、
言い方が悪いですが、進級・進学を『諦めてくれるまで』、
その記録を指し示してくることが予想されます。


そうしたことに対応するために、今後は、
より事前事前の判断と対応が
要求されてくることとなりますので、
『いつまでも』『何度でも』待ってくれる、
許してもらえると構えていると、
進級・進学が出来ないことが決まる
『いつか』『その時』を迎えることになりますので、
気を付けて下さい。


今はまだ、一学期中間テストの『記録』が出ていない、
無限の可能性と未来・将来を持った日々です。


『記録』が出てからは『事実』と向き合いながら、
『次の』『限られた回数の』『機会』を
どうするのか、考えていかなければならないことに
なります。


出来る限り『記録』が出る前に、判断と対応を
しておくことをオススメします。


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